私は東海三県の海なし県民です。
我が県は車のとても多い地域です。
何故車が多いのか?
理由は簡単。山が多く、車がないと生活できない土地が多いから。
大人になれば、必ずと言っていい程、車の免許証を取るので、
「車は大人1人1台」の地域です。
大人のほとんどが車を使用しているという事は、歩行者は少ないという事です。
さて、今、道路交通法では自転車は軽車両で車道を走るようになっています。
歩行者との接触事故が相次ぎ、歩行者を守る為に作られた法律です。
……が、しかし、地域によってはこれは逆に自転車に乗っている人を危険にさらす事になります。
それが地方の車社会の県です。
地方の車社会の県は、歩行者の方が少なく、むしろ歩道の方が広く安全な場合があります。
車社会なので、車道の方がバンバン車が通り、そこに自転車が走っていると、
ドライバーは毎回ヒヤヒヤします。
自転車の方もとても怖いでしょう。
車道は車がバンバン通る。
自転車は車道を通らなくてはいけない。
歩道は誰もいない。
……これって、自転車の人がものすごく危なくないですか?
我が県の場合、自転車を主に使用するのは、
小学生、中学生、高校生、
そして、免許を返上した高齢者。
さて、この並びを見た時、どう思いますか?
子供と、高齢者が自転車を主に使うんです。
注意力散漫な子供と、体が思うように動かないお年寄りです。
長距離を移動しなければいけない事が多いので、車で移動できない場合、
自転車で移動する方が明らかに早く、「自転車に乗るな」とはとても言えません。
これは県や市によってこの法律を変える事は出来ないのでしょうか?
「基本的に自転車は車道を走行しなければいけない。
しかし、歩道を走行する方が安全と判断できる場合、自転車は歩道を走行しても良い。
ただし、歩行者がいる場合は自転車を降りる事」
そのように、柔軟にすることは出来ないのでしょうか?
都会はどこにでもお店がありますし、公共交通機関があります。
しかし、地方の田舎はそれがありません。
目的地までの距離が遠くて、少しの用事でも
車や自転車でないとそこに着けない場合もあります。
これはなんとかならないのでしょうか?
……と、皆でよく話している地方民の世間話の一幕……。
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