二の腕のブツブツ（毛孔性苔癬）「個人的に思う理由」

さて、長文なので、興味のない方はお逃げください。　←？

 

「スポーツ選手はどんな人でも肌がきれい」というのを聞いた事がある人は多いと思います。

汗を掻いて、角栓や肌表面の老廃物が押し流されるからなんですね。

色が黒い人でも、白い人でも、スポーツをしている人で肌に悩みを抱えているというのをあまり聞いた事がない気がします。

それは子供の頃から聞いていた話ですね。

 

私の場合、二の腕のブツブツは大人になってから現れた症状です。

子供の頃は外で遊んでいたし、小中学校は片道30分（往復１時間）歩いていて、

小学生の頃はサッカーもやっていました。（ちなみに中学は美術部でした）

高校の頃は片道1時間ほどかけて自転車で登下校をしていたので、

夏でも冬でも関係なしに汗をかいていました。

甘いものや肉類が好きで食生活はあまりよくなかったので、

多少ニキビは出来ましたが、それもすぐ直る体質で、

二の腕なんかはツルツルとしていました。

ちなみに、肩こりは高校の頃から持っていました。

絵を描くのが好きだったので、

机に向かって悪い姿勢を繰り返していたから、

肩回りの血行が悪かったんですね。

 

二の腕がザラザラしている事に気が付いたのは社会に出てからで、

年々悪化していきました。

「あぁ…これは年のせいなんだろうなぁ…」と思いながら、

休みの日には散歩（ウォーキング）をしたり、

時間があれば近くの山を登ったりして、運動するようにしていました。

しかし、年齢が上がるにつれて、時間が制限されるようになり、

体力も落ちて行きます。

いつからか、二の腕のザラザラは治る事はなくなり、

「もう年齢的に治らないんだろうな」と諦めていました。

コロナ禍に入ってからは外に出る事も出来なくなって、

肩こりが更に酷くなっていきました。

 

そしてある時、睡眠や日常生活にも支障が出るようになり、

「これはいけない。何とかしなくては…」と思いながらも、

仕事が忙しく、時間もない。

ピップエレキバンは高校の頃からお世話になっているので、

効果が追いつかない所まで来ている。

追い込まれた私は、Twitterで藁にも縋る思いで、

肩こり解消に関するツイートを探していました。

一件「ずぼらダイエット」という物にあたりました。

そのツイートは肩回りをいろんな角度に振るだけという物で、

一つの角度に10回程度、毎日振るだけという物。

ダイエットには興味はないけど、それを行うと肩こりが治ると書いてあったので、

簡単にできるならやってみようと思い、やってみました。

とにかく、いろんな方向に振るという感じだったので、

それを毎日やっていました。（ついでなので腿伸ばしや前屈もやっていました）

 

それを続けていると、数日後に体がものすごくだるくなるようになりました。

「多分、これは筋肉疲労なんだろうな」と思いながらも、

肩こりは軽くなった気はしていたので、そのまま続けていました。

涼しくなった秋頃に始めたのですが、体は一日中ポカポカしていました。

しかし、ずっと続けていると、段々疲れるようになって行きました。

「この疲れ方って大丈夫なのかな…？」と思いながらも、

前より肌の調子はいいし、仕事で動くのも軽くなったので、

きっと大丈夫だろうと思っていました。

 

この頃、私は朝起きる時、あるクセを持っていたのですが、

朝、目が覚めても体が重く、すぐに起きれないので、

腕をさすって血行を促すような動きを毎朝していました。

ある朝、腕をさすると、いつもと違う感覚がありました。

ザラザラしない。ツルツルしてる。

ビックリして確認すると、二の腕のブツブツが無くなっていました。

長年悩んでいたのに、何でだろうと思ったら、

肩こりが無くなったからだと思いました。

以前は肌が乾燥して指先が割れていたのに、肩こりが良くなってからはそれが無くなり、

朝起きると丁度いい具合に汗をかいている。

という事は肌表面の代謝が良くなったんだ。

肌の調子が良いのは体調が良いというのを聞いた事があったので、

体はものすごく怠いけど、多分、今の状態は大丈夫なんだろうと、

半信半疑で過ごしていました。

しかし、数日すると、仕事中にめまいがするようになり、

これはヤバイと思い、いろいろ頭を巡らせます。

 

若い頃と何が変わっただろうか…？

運動量が減り、代謝が悪くなったので、食べる量が減った。

若い頃からお通じが悪かったので、

1年ほど前からよもぎ茶を飲んでお通じが良くなった。

腸内環境はあまり物がない状態。変な言い方、栄養を補給する事が出来ない。

代謝は良くなり、体が軽くなったので、仕事はしやすくなった。

つまり、血行が良くなって、エネルギー量が増える。

エネルギー量が増えた。食べ物の量は減った…。

 

「エネルギー不足か！！」

 

…で、たくさん食べるようになったら、めまいもしなくなりました。

 

このズボラ肩こり直し運動は今でもずっとやっているのですが、

結構の悪くなる冬になると二の腕ブツブツがぶり返します。

やっぱり、肩こり（血行不良）が原因なんだろうな…。

あともう一つ。

私は眠る時、右を下にして寝る事が多いのですが、

右腕の方がツルツルしていて、左腕の方はブツブツという状態の時があります。

今は夏なので、汗をかきます。代謝は良い状態。

「なんで左側だけブツブツが消えないんだろうな～…」と思いながら、

ある日、お風呂に入っている時、左腕の表面を全体にポリポリと搔くようにすると、

垢が出てきました。右腕を同じように掻いても垢が出ません。

…あれ？と思いながら、一晩寝ると、次の日、左腕もツルツルになっていました。

角栓の表面に汚れが溜まっていたらしい。

 

…で、今に至る訳なのですが、そういう訳で、

「汗をかいて」「肩こりをなおせば」二の腕のブツブツは治るんじゃないか、

と、私は思う訳です。

 

ある検索結果では「これは子供の頃にかかる病気で、大人になったら治って行く」と書いてありますが、

私の友人も子供の頃は症状が無くて、大人になってからブツブツが出たと言っています。

個人的に思うに、大体の人は、大人になると仕事をして体を動かすようになったり、

お母さんになって、腕をたくさん使うので汗をたくさんかくから、

症状が落ち着くのだと思っています。

だから、たくさん動く仕事をしていなかったり、子供さんがいない方だと、

二の腕ブツブツは出来やすいんじゃないかな、と思っています。

 

ただ、これはあくまで経験上の推測なので、専門的な根拠はありません。

でも、過去にいろいろかじった知識と照らし合わせると、

「理屈が通るな～…」とは、思っています。

 

信じるか信じないかは、二の腕のブツブツを消したい、あなた次第です。

 

長文、ここまで読んでいただき、ありがとうございました。