3歳からの自力登山

子どもを鍛えるために、思いつきで3歳から始めた登山。目標の百ヶ所登山を達成し、現在105山。

念願の富士山に登りました!(5歳8ヶ月)

2015-07-25 06:02:33 | 山登り
2015年7月20日 (快晴)

08:00五合目、到着。

着いてすぐに、ゆっぴぃお腹を壊すが、

ひどくなかったので、強行。

体ならしのため1時間滞在。

この日に環境大臣が視察に来られるとのことで、

富士山のマスコットキャラクターの人形が来ていて、握手。


9:15五合目、出発。

10:00六合目、到着。

10:15出発

12:10七号目到着。

12:45出発

13:30元祖七合目にあと250メートルのところで、ゆっぴぃダウン。道の途中で、眠たいと言って10分寝転がる。

14:15元祖七合目到着。

14:35出発。

16:00八合目到着。

16:40赤岩八合館に到着。

到着した時に、出してくださった緑茶が、お水がなめらかで美味しかった。しみいった。

ゆっぴぃ、初めての山小屋にはしゃいで、ママの背中にじゃれついていた。



壁から壁の間に、布団が敷き詰められ、幅の広い二段ベッドになっていた。

皆さん和気あいあいとしていて、隣のテーブルからは英語での会話。
日本人含めた外国人のグループも3組ぐらいいらして、インターナショナルな感じ。
山小屋のスタッフの方たちも英語で会話していた。

ベッドが隣になった伊勢原の伯父様からは、パイナップルや、ゼリー飲料、飴をたくさん、子供に頂いた。

お名前がわかりませんでしたが、群馬県の中高一貫校を卒業され、
今はアメリカの大学に通われている20歳のお兄様とお話致しました。
英語が堪能でお声をかけずにいられませんでした。あなたの全身で人を励ましてくださるお姿に感動致しました。
帰宅してから連絡先を聞いておけばよかったと大後悔。もし、このブログを読んでくださっていましたら、
是非コメントください。

18:30影富士がみえた。山小屋のお母さんが、今年初めてとおっしゃってました。



翌日04:34、山小屋からご来光を見ました。空の一部がオレンジ色になり、雲海の中から真っ赤な太陽が出てきました。
太陽が雲にかぶってので、ゆっぴぃは、雲の海から火の船が出てきたと詩人のようなことを言っておりました。





二日目は5:00に朝食(ご飯、味噌汁、目玉焼き、おしんこ、お茶)を頂き、6:10に出発しました。

山小屋出てすぐに、足のだるさと寒さ(歩くと手も温まるのに、ゆっぴぃの手はずっと冷たいまま)で、
頂上は見えてるけど、かなり距離があるので、「まだなの、まだなの」と言ったり、
足が痛いと言って寝転がったり、頂上までずっとぐずりっぱなしの泣きっぱなし。
途中で帰る?と何度聞いても、「お友達にお手紙出したいから、頂上行く」と言って、涙ながらに届けたお手紙。
もらう方にはたった1枚のハガキだけど、ドラマがあるなぁと感じました(笑)

山頂郵便局には10:15に到着しました。



これは富士山の火口です。



実際には4時間05分かかったことにかりますが、10M歩くと鼻をかみ、足が痛いと言っては何度も座り込み、
日影で10分横になったりを差し引けば、3時間半ぐらいだったのではないかと思います。

山頂郵便局に着いて、お友達にハガキを書きながらフニャッと倒れ込んでしまい、
郵便局の方が高山病と思われて酸素缶を持ってきてくださいました。
疲れで眠たくなり、そのまま郵便局で30分ぐらい寝てしまいました。
それから剣ヶ峰に行きました。



また泣きながら赤岩八合館に戻ってきました。
往復で7時間は泣いていたので、一日のトータルで本当に100回は鼻をかみました。
赤岩八合館の外ベンチで前々日に買ったヤマザキパンのランチパックを食べ、下山。

今まで泣いて登山はしたことありませんでしたが、体調も悪かったのもあり、相当きつかったようです。

帰りは御殿場口から宝永山を通り、富士宮に戻ってきました。ちょっとだけですが、砂走りも経験しました。








宝永山は景色もよかったですが、台風のような風で親子三人吹き飛ばされないように必死でした。
すれ違ったグループも二組だけでした。一面の雲海が見事でした。



ゆっぴぃには、宝永山を歩いているときに、これで山登りやめると言われました(笑)

富士山から帰宅した夜に発熱し、強い紫外線で唇がたらこのように腫れ上がり、顔が赤くなり皮膚はボロボロ。
鼻のかみすぎで鼻の下は荒れて、ひどい顔になってしまい、翌朝小児科と皮膚科に行きました。
熱は午後には下がり、ケロッてしていたので習い事に行きました。
今度は鼻の頭から皮がむけてきて、今では顔は真っ黒です。


ゆっぴぃの感想:

富士山に頑張って登れてよかった。

ヘリコプターが下に見えたので、
すごく上まで来たんだなぁと思った。

上から見ると、雲がふわりと浮かんでいた。

山小屋で見た太陽は、
海みたいなところに火の船が浮かんでいた。
(雲海から出る御来光のこと)

山小屋が長い二段ベッドになっていて、
面白かった。