～☆+☆～
～お姉様～
～今年の聖夜は...～
～オーロラを見に行きませんか～
幻想的で綺麗な光のアートを、
一緒に見たい。
この世界にいられる時間には、
限りがあって...
今もどんどん、
少なくなっているのが分かるから...
一つでも多く、
思い出の種を集めておきたい。
そして...
永遠という未来で、
その花を咲かせたい。
お姉様と...
守護天使と聖夜を迎えられるなんて、
私は...幸せ...です。
愛するユリアンナへ...
ダ・イ・ス・キ♡
～☆+☆～
エメラルド色の花が咲く月夜に、
アヴェ・マリアを奏でるユリアンナ。
ハープという泉から流れる癒しの音が、
心のなか全体に光を届けて、
一つひとつ消していく...
残ったままだった過去の傷跡も、
負の感情という影の欠片も...
清らかなメロディと優しい微笑み...
その温かさが心の目に映す大きな愛。
広げられた白い翼。
私は輝きを放つ羽に、
そっと包まれていく...
嬉しくて、
嬉しくて...
涙が止まらない...
お姉様との運命的な出会いがなければ、
きっと...本当の愛を知らないままだった。
「感謝します。」
今夜お渡ししよう。
私の心の鍵を、
お姉様に...
信頼の証として、
永遠を共に生きる約束の証として...
永久に愛しつづけるという誓いのシルシとして...
～☆+☆～
あっという間に時が過ぎて、
もう夕方...
綺麗に色づいた雲ひとつない空。
そのしたで...
赤や黄色に染まった木の葉が揺れる。
南風に吹かれて...
儚いけれど...温かい、
この風景...
暗くなるまで眺めていたい。
～お姉様～
～秋に...なりましたね～
私達は今日も手をつなぎ、
肩を寄せあう...
安らぎで満たされていく心...
この恵みに、
ただ感謝します。