年末の寒波、大雪警報に天気予報をいろいろ調べて
長野県の安曇野地区に避難することにしました。
雪の多い信州に避難とは不思議に思われるでしょうが
ここ何年も当地に大雪が降っても安曇野に行けば
平地に雪がない事が多かったのです。
国道や県道,市道は除雪してもらえるものの
一歩枝道を中に入ればもう自力で頑張るしかないのですね。
60~ 70センチ位の積雪でも有志数人の雪かきでは
駐車場から脱出するのも困難になります。
それが100メートル以上になると・・・諦めるしかありませんね。
ここの多くの人はホテルに行ったり、温泉に行ったり
様々早めに避難しています。
豪雪地帯でもないのに雪はほんとに怖いです。
ここは山から吹き降りて来る強い風が台風のような勢いで襲ってくるため
ちょっと様子が違うでしょうか。
蓼科に着く頃には午後に入っていましたが
路肩にも雪は無くて当地とずいぶん違いますね。
後方の八ヶ岳連峰の峰は
流石に白く雪化粧ですが、日本海側の寒波は
ここまでは届いていないようです。
このまま蓼科、白樺湖、池のクルミの様子を見て
安曇野の定宿に行くとしましょう。
そこは温泉療養にも適した和むところです。
蓼科湖は人もいなくて足漕ぎのボートが所在なさげですね。
すぐ向かいの聖光寺。
ここは春、桜の見事なお寺ですが今は閑散としています。
さて、ビーナスラインに向かい富士山の姿を拝して
安曇野に向かうとしましょう。
私の知っている範囲で好きな雪景色と言えば
やはり白川郷でしょうか。
こんな時期なので新旧取り混ぜて
雪景色をアップしてみたいと思います。
ほっこりしたり癒されたり励まされたり
いろんな景色があるけれど
毎回訪れるたびにここの雪景色は
なんでしょうね、その雪深い厳しさから
心の緩みがピンと引き締められるような
「 戒め 」のようなものを感じることですね。
すっぽりと雪に覆われた生活・・・
家の中では囲炉裏を囲んで家族みんなが集まって
どんな会話をしているのでしょうね。
母さんが夜なべをして手袋編んでくれた~ ♪
お父は土間でわら打ち仕事、お前もがんばれよ~ ♪
ふと、こんな歌が自然に蘇ってきたりします。
古き良き時代の情緒がそのまま残されているような
白川郷では厳しい雪の時が始まっています。
ん??
湖上の雰囲気がいつもの朝とは違っています。
北からの雲が いっせいに・・・
西の方へと向かっています。
なんだか招集がかかったように・・・
おーい どこまで行くの~ ??
私のふるさとまで行く~ ~ ??
それとも九州まで行くの~ ~ !!
どこかで誰かが同じように空を仰いで
ついて行きたいと思ってるかも知れないね ^-^