梅雨入りしてから
紫陽花の咲き具合が気になりますね。
まだ少し早いかなと思いつつ
長浜市余呉町にある余呉湖を下見してみましたよ。
余呉湖湖畔には600ｍに渡って
紫陽花1万本が咲き乱れるあじさい公園があります。
もっと朝早ければ
対岸の山々に靄が立ち上る幻想的な風景が
展開していたのでしょうね。
余呉湖は別名「 鏡湖 」とも呼ばれる美しい湖ですね。
またワカサギ釣りのスポットとしても知られます。
紫陽花の種類は多くはなくて
そのほとんどは青い丸紫陽花ですね。
でも最も紫陽花らしい感じがして
ここに良く似合ってる・・と そう思います。
見ごろまではまだ1週間ほどかかるでしょうか。
霧雨のようになってきた頃
傘をさすまでもなく
そぞろ歩きも楽しくて
雨なのに心ウキウキしてしまいます。＾-＾
紫陽花って
雨がほんとによく似合う
梅雨の時期の癒しですね。
撮影は6月14日
こちらでは
もう紫陽花の季節が過ぎようとしています 。
６月になったら
三室戸寺に行って、宇治に行って、
そうだ箱根の電車も撮りたいな・・・
なんて紫陽花へのイメージは膨らんでいましたが
雑事に追われているうちに
近場での撮影がやっとでしたね～ ＾-＾
昔、田舎に帰って母をお花見に連れ出したときに
もうあまり歩けなくなった母に
「一面満開の桜を見せてあげられなくてごめんね。」
そう言うと
「自分のための桜は一本あれば十分よ」
と、笑っていました。
ふたりして土手の２本の桜の木の下に並んで座り
「日陰の風が心地いいね～ 」と まったりして
誰とどう過ごすかが大事なんだと教えられたようで
かたわらの母の顔を眩しく見たものでしたね。
そうですね。
紫陽花も楽しみ方次第なんだなあ・・・
今年は 近場でいろんな紫陽花の自在の変化に
立ち会えましたよ。＾-＾
今、京都大原三千院は紫陽花まつりの時です。
しとしと雨の中歩いてみましたよ。
本殿から庭に出て裏山に続く道を行くと
紫陽花エリアがあります。
ここは出来るだけ手を加えないで
自然のまま生かしてあるのがまたいいですね。
紫陽花は私の好きな青が多くて
6／１６現在で色づきはじめだったでしょうか。
なにかを振り返ったり
誰かを偲んだり
筆でお礼状を書いてみたり
心静かに落ち着きたい
そんな背景に紫陽花はとてもよく似合う・・・
そんな花のような気がします。
大原三千院の紫陽花まつりは
まだまだこれから楽しめます ＾-＾
「早いものでもう七回忌ですね。お変わりありませんか？」 と
お墓のあるお寺のご住職から 自筆の５ページにわたるお手紙をいただいて
法事の日程を相談した少しあとに
「もうすぐ先生の御命日ですね」と母のお茶のお弟子さんから
例年のような心のこもったお便りがありました。
「私たちも先生に縁をいただいて もう２５年になりました」
命日には欠かさず連名で母の好きな和菓子を送って下さり
師弟関係の絆の深さに 羨ましく嬉しい気持ちになります。
紫陽花の咲く頃は寂しさがよみがえって
数年前までは気持ちがふさぐようでしたが
時は・・・人に親切なんですねぇ。
徐々に徐々に悲しみを遠ざけて行ってくれました。
そっかあ・・・もう丸６年が経つんだ・・・
ゆっくりと母の不在を受け入れていけたのは
周りのみなさんのおかげなんでしょうね。
母はいつも和服の女性だったから
「紫陽花忌」 というのがぴったりような気がします。
石原裕次郎さんが亡くなったのがこの頃で
「紫陽花忌」とされたのが発端だそうですね。
もしまた縁が結べるようであれば
あなたの娘として生まれたらいいですね～ ＾-＾
今度はもっと素直にもっと優しくありたいです。
純和風のあなたと体育会系の娘・・・
梅雨に入る頃になると
自慢の娘になれなかった昔が ちょっぴり残念な思いに包まれます。
やや曇り空の芦刈園。
ここいらでちょっとひと休みしませんか～ ？
広い園内の真ん中あたりにあるベンチ。
日差しがきつくなくて良かったですね～ ＾-＾
係りのおばさんたちが淹れてくれるコーヒーが
ほっこりと美味しい～ ♪
その先にある並木道には
休日のお散歩らしいご夫婦でしょうか ＾-＾
いい時間ですね～ 。
まだ咲きはじめの紫陽花が
ゆた～ とまわりを包んでくれて
かすかな風の通り道さえ教えてくれるようです。
菖蒲も色を添えて
６月って・・・いいんだな
守山市にある芦刈園は
駐車場無料で入園料大人２００円です。
こんなに親切なこんなに穏やかな休日は
ほんとに嬉しいものですね。
あなたもゆったりと散歩してみませんか？
