投稿が旅とは前後しますが
今日は奥蓼科にある御射鹿池と乙女滝です。
御射鹿池は茅野市豊平にあるため池で
面積0.1ha、水深7m、横谷渓谷に代表される奥蓼科にあります。
流れ込む冷たい水を温めて
農業用水として使用できるようにしたという事、
ただし、酸性が強い為魚は生息出来ないそうですね。
ここは木々の映り込みがとても綺麗です。
日本画家の東山魁夷画伯の白馬を配した絵が有名で
以来、訪れる人も多くなり人気のスポットです。
なので、昔は自然のまま池の際まで降りていけたのが
茅野市によって無転落防止用柵付き歩道や駐車場を整備され
観光化された今の形になっています。
乙女滝は
紅葉の名所白駒の池に向かうR299号の途中
横谷渓谷の入口からすぐの所にあります。
乙女滝という可愛い名前にそぐわず
落差15mの水しぶきの豪快な滝ですね。
峡
横谷峡温泉ホテルの手前から右下に下りていきますが
滝へのアクセスとしたら比較的距離も短く、辿りやすい滝です。
驚いたことにこの滝は人口なのですね。
江戸時代、藩主の坂本養川によって
造られた大河原堰ということです。
大飢饉を受けて水量の多い地域から少ない地域へと送水し
農地拡大を計った人口の滝というから
昔の人の知恵と実行力に驚きますね。
ここから大滝、おしどり隠しの滝へと遊歩道は続き
渋川を渡り、明治湯を過ぎると御射鹿池へと行くことが出来ます。
健脚の方には夏の涼感満載のコースですね。^-^
見ていただいてありがとうございます。
東山魁夷氏がここを描いたころは
全く整備されていない自然のままだったでしょうが
この場所を見つけ選んだことに感服ですね。
コメント ありがとうございました。^-^