富山県の雨晴海岸の日の出前です。
あたりが金色に染まり、息をのむように
お日様が顔を出すのを待っていました。
風が冷たくて手がかじかむけれど
波の洗い岩場には10人ほどのカメラマン氏が
みな緊張したようにスタンバイしています。
その瞬間に、もう他の事はどうでもいい
自分はいったい何を抱え込んでいたのだろう・・・
悩みも迷いもほんの些細な事なんだ...と
何かが自分に降りてくるような時がありませんか?
山でご来光に立ち会ったとき
この海岸で日の出を待っているとき
そんな時に感じることがあるのですが
日常に戻ってしばらくすると
一生懸命であればあるほど
またそれを忘れたりするのですね。
うっかり者の私は何度も何度も
この瞬間に立ち会ってホッとするかもしれませんね。