中山道69次のうち江戸から42番目が妻籠宿です。
奈良井宿からR19を西に向けて1.5時間南下、
もしくは中津川インターから木曽福島に向けて30分の
長野県南木曽に妻籠宿はあります。
中山道と飯田街道の追分位置する交通の要所で
天保の頃には陣屋1、脇本陣1、旅籠31、住民418名余とあります。
どこの宿場町でもそうですが
宿はどれも小さくて大きな大名行列などがきたら
いったいどれだけの人が部屋に泊まれるのだろうか
足軽や下働きの人たちは風呂にも入れたのだろうかと
つまらない事を思ってしまいます。
またここは全国で初めて古い町並みを保存し
日本初の重要伝統的建造物保存地区に認定されています。
今日が昨日になり、昨日が過去になり
やがて過去が歴史になる積み重ねで
私たちは今を生きているわけですが
先人たちのご苦労を振り返る瞬間も
大事なことなんだなとつくづくと思うことです。
1月のこの日は時折雪の舞う、どんよりしたお天気でした。
町並みはいっせいにお休みらしく
開いているお店はほぼありません。
軒下に面白いものを見つけました。
干し柿とはまた違って、大きな渋柿をそのままわらに包んで干す
「 つっとこ 」 と言うのだそうです。
冬、軒下につるして熟してから食べるのですね。
私は妻籠宿で是非撮ってみたい所がありました。
それは脇本陣奥谷に冬の晴れた日だけに見られる光景で
曇天のその日は残念ながら諦めました。
それは囲炉裏に立ち上る煙とその背景に
高い格子から差し込んでくる光の束
まるで室内の光芒のようにも思える光景。
出来るなら冬の晴れ間に立ち会いたいものです。
この妻籠宿に隣接する馬篭宿へは
馬篭峠を越えて全長9キロ、歩いて2.5時間から3時間です。
近年欧米各国などからハイキングで巡る人が増え
外国人はもとより次第に人気となっています。
途中、宮本武蔵が修行したという男滝、女滝や
番所跡の一石栃、峠の茶屋など山中の立ち寄りどころがあります。
健脚の方、妻籠から中山道を馬篭まで
歩いての道中はいかがでしょうか ^-^
歩きましたよ。。。。。
妻籠から馬籠まで。9キロもあるんですねぇ。
よく息子は頑張ったと今更ながら驚きます。
妻籠宿といえば、栗きんとん(^^♪
見て下さってありがとうございます ^-^
そうでしたか・・・
あの長い山越えを小学生の息子さんと歩かれたのですか ^-^
素敵な親子旅をなさいましたね~ 。
ほんとに小学生の息子さん よく頑張りましたね~ 。
父と子がどんな話をしながら馬篭から妻籠まで
越えたのだろうかって いろんなイメージが湧き上がりましたよ。^-^
コメント嬉しく拝見しました。
ありがとうございました。