年が明けて信州からの帰路
どうせなら木曽路をゆっくり走って宿場町を巡ることにしました。
奈良井宿、妻籠宿、馬篭宿と回ります。
その最初は塩尻市にある奈良井宿からですが
たまたま立ち寄ったお店に、仲代達也さんのポスターがありました。
お店のご主人によると最近時代劇の撮影があったそうで
奈良井宿総出で協力したとの事。
スカパーと時代劇専門チャンネルの制作で
信州、木曽福島を舞台にした藤沢周平作品「帰郷」です。
もう87歳という仲代さんは別のお店でスタンバイされていて
歩くのも辛そうに見えたのがいざ本番になると
殺陣も見事にこなし颯爽とされていたとか・・・
共演者も常盤貴子さん、三田佳子さん、緒方直人さん等そうそうたる顔ぶれで
私も是非見たいなあ~ と思いました。
1月26日(日)木曽文化公園文化ホールでPM13.30~
入場無料で見られるそうです。近くだといいのにな・・・^-^
次々と大型時代劇を演じる人がいなくなっている中
目と背中で演じられる仲代さんは得難い人に思えます。
お体大切に活躍していただきたいものです。
(木曽大橋 橋脚のない橋としては有数の規模)
さて、奈良井宿は奈良井川に沿って1キロにわたって
古い町並みを形成する日本最長の宿場町です。
当時、江戸と京都結ぶ内陸街道中山道の
ちょうど真ん中あたりに位置して
中山道木曽路11宿場町の中で、最も賑わった宿場町ですね。
元旦の町並みは降り始めた粉雪に
人影もまばらで開いているお店も少なかったのが
余計に凛とした空気感を漂わせているようです。
こんなに国旗を掲げている様子は
もう長い事目にしたことがありませんでしたね。
来るといつも立ち寄るこのお店は
頑張って開けてくれているようです。
10時も過ぎると段々と人の姿が増えてきて
お昼前になるとそれは賑やかになりました。
奈良井宿は旅籠の軒灯、千本格子など江戸時代の面影を
色濃く残した風格ある宿場町でしたよ。