安曇野のコハクチョウの飛来は
主に御法田傍の遊水池と白鳥湖だったのですが
一昨年の台風災害の為
流木や土砂によって川も池も被害を受けて
形も面積もすっかり変わってしまった と地元の人が嘆いていました。
「それでもコハクチョウはやって来ているから行ってごらん」
この頃は早朝と夕暮れ時以外は動かず
体を休めてゆっくりしているので
昼間は寝ているようなスタイルに変わってきました。
朝早く行ってみると
遊水池は形がだいぶ変わって狭くなっていましたが
コハクチョウは来てくれたようです。
遊水池には数羽のコハクチョウがいたけれど
いつのなら100羽くらいはいたのにな・・・
つと、立て看板にこの左300メートルにコハクチョウがいます。 と
親切に書いてあったので歩いて行ってみます。
しばらく行くと水鳥に混じってコハクチョウの姿も増えて来て
ん??
背景の山々が薄く赤身帯びてきたようです。
モルゲンロートかな?
見ていると濃い赤にはならなかったけれど
いい朝に立ち会えたようですね。
ここで楽しみなのはコハクチョウの飛び立ちです。
この日は数もそんなに多くなかったのと
いつものように呼応して鳴きあってから飛び立つのではなく
いきなり助走に入ったりして慌てましたよ。
飛び立ったグループは優雅に空を漂い
また近くの餌場に向かうようです。
白鳥湖のほうは災害のためあまり数はいないとの事でした。
ここを管理して餌をあげているおじさんが軽トラックでやって来て
コハクチョウ達がいっせいに近寄ります。
私たちからも2メートルあるかないかの距離です。
おじさんが餌を撒くとなにやら口論が始まって
君たち、日ごろの優雅さはどこ行ったの ?
グループの代表なのでしょうか
戦いが勃発しました。
周りでは身内や仲間がはやし立てて、辺りはとたんに騒がしくなります。
コハクチョウの戦いは、それは勝負がついてからも
なおしつこく追い回してとことんやるのですね 怖~ ~ 。(笑)
何やってんだろうね・・・と
なん百という水鳥の群れから少し離れて
微妙な距離感のカップル ? が呆れて見つめているようです。
いつもながら早朝の遊水池は
いろんなシーンが展開されて飽きることなく見ていられますね。
早朝の御宝田の遊水池からの北アルプス方面がきれいです。特に、モルゲンロートのような色合いの写真は、こんな色になっていたかと感激しました。
その近辺に、ほぼ土日は滞在しているのですが、このような色合いの山並みは観たことがありません。早朝なら白鳥もたくさんいるのですね。拝見しながら、たまには、早起きして、写真を撮りに行こうかと思っています。
いつも拝見させていただいています。
安曇野は冬、意外に過ごしやすいところなんですね。
当地の方が余程雪国のような気がします。
コハクチョウは少ないようでも結構いましたよ。
モルゲンロートはたまたま運がよかったです。
白馬ではよく見かけてきました。
はあーい 早朝は撮れ高が良いようです。
見ていただいてありがとうございました。^-^