サンシュユは早春に葉がつく前に
木いちめんに黄色の花をつけることから、
和名 ハルコガネバナとも呼ばれる花ですね。
光が当たると黄色というより黄金色に見えます。
秋になるとグミに似た赤い実をつけて
生薬になったりヨーグルトが出来たりする面白い木ですね。
日曜日にメタセコイヤ並木のすぐそばに
カタクリが咲いてるかなと見に行きましたが
まだまだ早かったようです。
代わりにこのサンシュユの木群が鮮やかな黄色で迎えてくれました。
近くに1本白モクレンも華やかに満開で
いかにも春の始まりを知らせているようでしたよ。
余談ですが
宮崎県東臼杵郡椎葉地方の民謡 「 ひえつき節 」 に
♪ ♪ 庭の「 さんしゅう 」の木
鳴る鈴かけて
ヨーホイ
鈴の鳴るときゃ
出ておじゃれヨー♪ ♪
という歌詞がありますが
私はてっきりサンシュユの木だと思っていたら
歌詞では「 山椒 」となっていて
山椒の木がサンシュユの木と訛って今に伝わっているらしいですね。
そもそも羽柴地区にはサンシュユは生えないので
山椒という説が納得できますね。
稗を臼に入れ杵でつく時に歌われた作業歌で
なんとも長閑な風物詩のようですね。^-^