年の瀬3日間の大雪注意報は
安曇野や白馬地区には影響も少なく、多少雪が舞う程度でした。
お天気さえ良かったら 岩岳に登り山々を撮るつもりでしたが
視界も悪く展望出来ないので諦めて
大出の吊り橋に向かいました。
駐車場に着く頃からまた雪が降り始めましたね。
白馬には安曇野に続いて道祖神があちこちで見られます。
この吊り橋たもとの道祖神は
降る雪の中ふたりがいっそう支え合い かばい合っているかのような
どこかあったかいものが伝わってきます。
もうすでに先客がいたようですね。
吊り橋に何組かの足跡が残されていました。
渡り切った右側の古民家は
もう長い間住む人も管理する人もいないのでしょう。
川に面した土塀は広い範囲で崩れ落ちて
この冬の雪の重さに耐えきれるだろうかと心配になります。
ずっと見てきた景色ですが、そう遠くないうちに朽ちて
ここの景色も変わっていくのだろう・・・と
一抹の寂しさがよぎります。
雪に覆われているうちは まだ以前の面影のままです。
村の中を流れる細い川も寒そうですね。
撮っている間に出会う人も無く
頬は痛いほどの風に襲われて名残は惜しかったですが
駐車場に引き返します。
雪景色目的の白馬行でしたが
公園のまだらな雪がどこか寂しい大出の吊り橋でした。