なんでしょうね・・・
ここに来ると心がほどけていくというか
もう何十年も癒されてきたように思います。
初めて乗鞍高原に来たのは
まだ両親も元気で、私も登山にのめり込んでいた時でした。
夏の初めの頃です。
当時はまだまだ一の瀬園地も自然のままに置かれていて
しらかばの木々が爽やかで優しかったのを覚えています。
流れる雲がそれは綺麗でいつまでも見ていられましたね。
何年も何年も季節を変えてひとりでも行くようになった時
ここは・・・まほろばのような所だと思うようになりました。
そのころ、一の瀬園地はBBQやキャンプ場などの管理を
もうご高齢のおじさんがひとりでやっておられました。
何代目になるのでしょうか、
この日も園地の草刈りを頑張っているおじさんに会いましたよ。
紅葉の季節はここが最も鮮やかに彩られますが
全山錦秋にはあと数日のようですね。(10/21現在)
当時はひっそりと穴場だった「まいめの池」も
今やカメラマンが押し寄せるメジャーな場所になりました。
嬉しいような・・・複雑な気持になりますね。
ここは早朝、人の出てこない時間帯が撮りやすくていいですね。
池への映り込みが風で波も立たず
乗鞍岳の優しい姿が切り取れます。
この日は時間が少し遅れたためにさざ波が立っていますが
それでも十分綺麗でしたよ。
園地内の「大かえでの木」もしっかり色づいて来ています。
少し峠の方に回ってしらかば峠あたりから
乗鞍高原を俯瞰で見たいなと
林道安曇奈川線を上がっていきました。
広く園地を見渡せる位置はここで良かったのか
久しぶりなのでウロウロしてしまいましたね。
長い歳月の間には自然も少しずつ変わっていきます。
木々もおおきくなって視界を遮ったり、古い木は伐採されたり
全てが同じというわけにはいきませんが
それでも乗鞍は
やはり私にとっては「まほろばの地」でしたね。
何度も何度も深呼吸して「 また来るよ~ ~ ^-^ 」