七月ですね・・・
あちこちで蓮の花が咲いて来ています。
よくスイレンとハスの違いが取り上げられますが
水面に花や葉っぱを広げるのがスイレン
水面から高く茎を伸ばして花や葉をつけるのが蓮と言われます。
水連の葉には切れ込みがあるので水は落ちていきますが
蓮の葉には切れ込みはなく水をはじくので
葉の上で転がる水滴をよく見ますね
これをロータス効果というのだそうです。
蓮の一面に咲く様はなんとも綺麗なものですが
花の寿命は3~ 4日なんですね。
早朝花が開き始めて昼には閉じてしまい
夕方になっても花が開いているものは
その日に花びらを落とすのだそうです。
蓮は泥から出てきても泥に汚れることは無く
真っ直ぐに茎を伸ばして花や葉をつけることから
清らかさの象徴と考えられ仏教では神聖な花とされてきました。
インド、中国、オーストラリア、日本など
熱帯~ 温帯域の湿地に広く分布し
インド、スリランカ、ベトナムでは国花とされて
多くの人たちに愛されている花なんですね。
小さいころからの家の行事もあってか
お盆が近くなると身の回りに蓮の花が飾られていたようです。
宗教的な意味合いもまといながら
やはり蓮は神聖な花に思えることですね。
撮影は水生植物園 みずの森にて