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看護研究のテーマを見つけるコツ

2023-11-10 14:46:18 | テーマ

看護師になれば、誰もが経験することになる看護研究。
しかし、いざ研究テーマを考えようと思っても「中々思いつかない」「こんなテーマでいいのか」「自信がない」といった壁にぶつかる人は多い。

看護研究は医療分野だけではなく、患者の感情や特性などを研究する心理学的な側面を持つものもテーマになり得る。
日々の業務で起きる患者とのトラブルをもとに考えてみれば、色々なテーマが思い浮かぶだろう。
そこで今回は、テーマとして心理学的な面にフォーカスする場合の一例を紹介したい。

一例として挙られるのが、患者さんが日々のリハビリ時に漏らしている不満や悩みに耳を傾けるということ。
「もっとこうしてほしい」「こういうリハビリの方がやりやすい」などの声は、リハビリのレベルを向上させるために非常に重要です。
そうした声をメモを取るなどで積極的に記録しておき、看護研究の参考にすると良いだろう。

また、患者だけではなく看護師側が業務で感じるストレスやジレンマなどに着目してみるのも良い手段だ。
ストレスやジレンマを減らして業務効率を上げられる方法を調べられれば、それは業界に貢献することにつながる。

このように、研究テーマは身近な出来事や声に耳を向ければどんどん湧いて出てくるものだといえる。
テーマに困ったときは、まずは身の回りの要素から深掘りして考えることをおすすめする。

ちなみにテーマの基盤をしっかりと固めるためには、看護研究の基本を押さえる必要がある。
なぜ看護研究を行っているのか、看護研究計画書の書き方のコツなどを把握したうえで進めていくことが大切だ。
その基本を具体的にまとめたサイトを見つけたため、最後に紹介しておく>>>http://kangokenkyu-handbook.com