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腰痛のリスクを軽減させるための心がけ

2024-02-13 07:44:46 | リスク

腰痛は、仕事にも生活にも影響を及ぼすもの。
作業をしながら動くたびに痛むのは、大きなストレスになります。
健康な状態を保ちたいなら、適切な予防策を取り、そのリスクを減少させることが大切です。

予防策としてまず挙げられるのが、正しい姿勢を保つことです。
座る際は前かがみにならないよう背もたれを使用し、立つ際は背筋を伸ばした姿勢を心がけましょう。

次に大切なのが、運動習慣の確立です。
腰回りの筋肉を強化し、柔軟性を保つために適度な運動を行いましょう。
筋肉を強化するためには、筋力トレーニングだけでなく、ウォーキングなどの有酸素運動もバランスよく取り入れることが大事です。

また、作業をする際の注意として、重い物を持ち上げる際は膝を利用するようにしましょう。
膝を曲げて腰に負担をかけないようにし、腰ではなく、脚を使って力を入れるように心掛けるのが重要です。
職業柄、持ち上げる作業がある方は仕方ないかもしれませんが、そうでないなら、身体に突発的な負荷をかけないよう注意し、無理な運動は避けるようにしましょう。
できるかぎりリスクは回避するのがベターです。

デスクワーク等で座りっぱなしの場合は、定期的に立ち上がって周囲を歩いたり、ストレッチを行ったりして、筋肉をほぐしましょう。
長時間同じ体勢でいるのは、筋肉が凝り固まるだけでなくストレスにもつながります。
適切なリラクゼーション法やストレス軽減の方法を取り入れて、ストレスを軽減させましょう。

そして睡眠時は、適切な寝具と寝姿勢の確保が大事です。
自分に合うマットレスや枕などの寝具を使い、腰の位置を適切にサポートする姿勢を保つように心がけましょう。


看護師が腰痛になりやすい理由

2024-01-26 07:44:46 | 腰痛

看護師の仕事は職業柄、腰痛になりやすいといわれています。
なぜ、看護師の方が腰痛になりやすいのか、そこには業務に関わるいくつかの理由が考えられます。

1つ目は、肉体的負担です。
看護師の業務は、病院に来院もしくは入院される患者さんのお世話が中心となります。
お世話というのは、身体を支える介助も含まれており、なかなか身体負荷がかかる肉体労働になります。
特に入院している患者さんのお世話は、中腰姿勢で行うことが多いため、腰への負担が大きくなってしまうのです。

2つ目は、ストレスです。
ストレスと腰痛は関係ないと思われがちです。
しかし、近年の研究データから、ストレスからくる自律神経の乱れにより、腰痛が発生することがわかっています。
自律神経は身体のあらゆる機能を調整している重要な神経であるため、これが乱れてしまえば、腰痛のみならずさまざまなことに支障をきたすようになってしまいます。

そして3つ目は、不規則な生活リズムです。
特に病棟で働く看護師は、24時間体制で患者さんを見守り、ケアしています。
当然、夜勤も発生します。
その結果、生活リズムが乱れてしまって、体力の回復が追いつかなくなるケースも原因として考えられます。
こうした疲労の蓄積を考えると、看護師の方が腰痛になりやすいのも納得できるのではないでしょうか。

腰痛は慢性的になると、なかなか治癒せず、仕事や生活にも支障を及ぼします。
自身の身を守りたいのなら、夜勤勤務のない病院へ転職したり、重労働が少ない科への配属を希望したりといった対策を取りましょう。
それが難しい場合は、整体やマッサージに通い、日々の生活の中にストレッチを取り入れて、凝り固まった筋肉ほぐしを習慣化することが大事です。
当記事を執筆する中で、腰痛情報の参考になるサイトを発見したので、併せてリンクを貼っておきます。[放っておかないで!看護師に多い職業病【腰痛】