腰痛は、仕事にも生活にも影響を及ぼすもの。
作業をしながら動くたびに痛むのは、大きなストレスになります。
健康な状態を保ちたいなら、適切な予防策を取り、そのリスクを減少させることが大切です。
予防策としてまず挙げられるのが、正しい姿勢を保つことです。
座る際は前かがみにならないよう背もたれを使用し、立つ際は背筋を伸ばした姿勢を心がけましょう。
次に大切なのが、運動習慣の確立です。
腰回りの筋肉を強化し、柔軟性を保つために適度な運動を行いましょう。
筋肉を強化するためには、筋力トレーニングだけでなく、ウォーキングなどの有酸素運動もバランスよく取り入れることが大事です。
また、作業をする際の注意として、重い物を持ち上げる際は膝を利用するようにしましょう。
膝を曲げて腰に負担をかけないようにし、腰ではなく、脚を使って力を入れるように心掛けるのが重要です。
職業柄、持ち上げる作業がある方は仕方ないかもしれませんが、そうでないなら、身体に突発的な負荷をかけないよう注意し、無理な運動は避けるようにしましょう。
できるかぎりリスクは回避するのがベターです。
デスクワーク等で座りっぱなしの場合は、定期的に立ち上がって周囲を歩いたり、ストレッチを行ったりして、筋肉をほぐしましょう。
長時間同じ体勢でいるのは、筋肉が凝り固まるだけでなくストレスにもつながります。
適切なリラクゼーション法やストレス軽減の方法を取り入れて、ストレスを軽減させましょう。
そして睡眠時は、適切な寝具と寝姿勢の確保が大事です。
自分に合うマットレスや枕などの寝具を使い、腰の位置を適切にサポートする姿勢を保つように心がけましょう。