sola です
6月23日にお越しくださった皆様 ありがとうございました
お会いできて、ほんとうに嬉しく思っています
第10回 zakka の森 をお楽しみいただけましたか?
いつもなら
メンバー全員で、大きな重い扉を力いっぱい開けるような準備期間なのに
今回は少し違っていました
syam と ひとりひとりのメンバーが丁寧に話し合い
発見を分かち合い
それぞれの扉を見つけては、開けていく
そんな準備ができました
だから10回目のzakka の森は
開店前に世界をととのえていくときから
光だけの花火が降るような
あるいは、淡い炭酸水のなかにいるような
皮膚の上で何かつぶつぶしたものが跳ねる感覚で、始まりました
あれは作品が発していたみずみずしいエネルギーだったのでしょう
その、まるで剥き出しのぴんぴんするパルスは
いつものような調和や安定の美しい調べとは少しはずれて
新しい生命力をはぐくむ息吹や予感というものを、含んでいました
いつもより濃い魔法が満ちている
きょうの、この場所には
呼吸する空気が違うから、無意識に自分も変わっていく
夏の熱気をさらう雨や 今年初めて降る雪のように
澄みわたる朝の空に響く鳥の声や 水面に映った虹のように
今ここで出会って、ふいに生まれる歓びを
雑貨たちは携えて生まれてくる
そういう力の気配を、お感じになりませんでしたか?
ああ、そうか
こうして私たちは進んでいく
次の私たちへ と
小さな女の子の真似をして
syam のおうちのディスプレイにあった 白いほね貝に耳をあてたら
お客様のさざめく笑い声が、異次元からの通信のように聞こえたことを
今でもあざやかに思い出します
次なる森は、10と、1回目
原点に立ち返り、それぞれの内面世界へとダイブして
みな底から砂金をつかんで帰ってくるために
またいったん眠りにつきます
冬の森、新しい顔でお会いしましょう
皆様の幸福のそばに作品たちが静かに寄り添っていることを願っています
Enjoy your newest summer days.
God will inspire a vision that you wanna get.
our best wish.
zakka の森メンバー一同
森を歩いたときの
じぶんの目を思い出して、散歩しました
これから何度か寝て夢を見ると
無意識がおちついてくるんだろうと思います
糸井重里