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高取城

2024年08月08日 | 近畿

備考:日本の城100選、国指定史跡

高取城(たかとりじょう)は、奈良県高市郡高取町高取にあった日本の城。
江戸時代は高取藩の藩庁であった。

標高583メートルの高取山山上に築かれた山城である。山上に白漆喰塗りの
天守や櫓が29棟建て並べられ、城下町より望む姿は「巽高取雪かと見れば、
雪ではござらぬ土佐の城」と歌われた。なお、土佐とは高取の旧名である。

曲輪の連なった連郭式の山城で、城内の面積は約10,000平方メートル、
周囲は約3キロメートル、城郭全域の総面積約60,000平方メートル、
周囲約30キロメートルに及ぶ。日本国内では最大規模の山城で、
備中松山城(岡山県)・岩村城(岐阜県)とともに日本三大山城の一つに数えられる。

元和元年(1615年)の一国一城令の際も重要な山城として破却を免れ、
現在に至るまで石垣や石塁が残されている。

南北朝時代に築かれたのが最初で、奈良から吉野に通じる交通の要衝であった。

人里離れた山頂に、これほど広く、立派な城が築かれていたことに驚きました。
敵兵になったつもりで、天守に向けて歩いていくと、そう簡単に攻略できない
曲輪が築かれていて、一筋縄ではいかないという言葉が浮かびました。
天守台石垣は12mと、足がすくむほど高い。天守付近にはトイレもあり、
行くまでに車だと道路は狭いですが、もっと評価されていい城かなと思います。

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