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知覧特攻平和会館

2014年08月02日 | 九州
所在地:鹿児島県南九州市知覧町郡

知覧特攻平和会館は、太平洋戦争末期に編成された大日本帝国陸軍の特別攻撃隊に関する資料を展示する施設。
特攻隊員が書き残した遺書や手紙等を読んでいると泣けてきます。

一式戦闘機「隼」(映画の撮影で忠実に復元された陸軍戦闘機)


航空自衛隊の飛行機


特攻隊員の像


空襲を避けるため飛行場から少し離れた松林の中に三角兵舎跡が作られ、
ここで特攻隊員達は出撃までの数日間を過ごした。(復元)


特攻おばさんの店 知覧茶屋。鳥濱トメの実孫が経営している。特攻の母 HISTORY CHANNEL




知覧茶のオブジェ


■知覧特攻平和会館に行った後に、映画「俺は、君のためにこそ死ににいく」を見ました。

特攻の基地があった鹿児島県・知覧で軍の指定食堂を切り盛りしていた鳥濱トメさんと、特攻で明日死に行く者達とのやり取り、
特攻を志願したことを家族に告げずに部隊に入った者、愛する家族と最後の別れなど、死にに行く者の最後の日までが描かれている。

特攻で死ぬ意味を問う者も少なからずいたと言い、戦後には世間から特攻は犬死であるとか、生き残った者は恥であるだとか
言われたようですが、戦後生き残ってしまった特攻隊員の苦悩も描かれている。

いまの日本があるのも、戦争で死んでいった者、戦争を耐えた者のおかげであると改めて感じます。特に、
生き残る選択肢の無い十死零生を行った特攻隊の方々がいたからこそ、日本が占領される際に、日本の威厳を
大きく保てたという考えもできるのではないでしょうか。

戦争体験を直に聞くことが難しくなり、映像や文書でしか戦争を知ることができない世代に移行していますが、
純粋に日本のためだけに死んでいった慰霊に感謝を続けれる国家であることを願ってます。

■同じく特攻の映画である永遠の0も2014年7月23日に発売されました。私は映画館で見ていないので、
これから見ようと思います。できるだけ小説を見てからの方がいいとのことで、小説を見てからだと
初回から泣きそうになるだとか。ブルーレイ同梱のARカードにかざしてみると0戦が自分の目の前を
飛びます。うれしくなってスマフォを片手に家の外に出て、夕暮れを撮ってみました。

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