東京絵の具

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自転車北海道一周 31日目 羅臼町~別海町

2011年08月09日 | 北海道
羅臼町立林間広場のキャンプ場に泊り、午前7時に一人が出かけ、午前9時にもう一人と
道の駅「知床・らうす」まで一緒に行った。道の駅で少し話しをして、お互い逆方向に進む。

今日は寒くてカッパを着て進んだ。お盆で休みの人が多いのもあり、知床に向かう人とすれ違う。
ライダーは多く会いますが、自転車で北海道を一周している人とはそれほど合わない。基本、
海を左手に走る時計回りが多いと思うのと、自転車旅行の場合、同じ方向に向かう人を
追い越すことが稀であるからだと思う。

ポン春刈古丹橋って凄い名前だ。北海道はアイヌ語が入るので、異国に来たような気分になる。


吹雪が強い地帯なのでスノーシェルターを多く見かける。


国後展望閣で「なめた焼定食(1400円)」を食べた。なめたはカレイのこと。
ご飯のおかわりができ、なめた丸ごと一匹豪快にいただきました。


北方領土館に行った。現在でも北方領土生まれの日本人はいる訳で、帰りたい気持ちを
伝えていた。また、当時の島の写真なんかも残っているので貴重な資料館です。

本来は北方領土が見えるが、今日は霧が出ていてまったく見えない。
空気が澄んでいると、国後島を走る自動車なんかも確認できるらしい。
この距離でロシアの実効支配なのだから、北方領土返還を強く願う気持ちが分かる。


標津町では、国道から外れた野付半島に観光で行くことにした。
地図上でこんな形をしていたので気になっていた。


海水に浸食されて立ち枯れしたトド松が並び、また人もまばらにしか来ておらず、
どんよりとした雲行きで、まるで三途の川に来たような気になった。










せっかくなんで北海道道950号野付風蓮公園線の起点まで来ましたどーん。
分岐点の国道から野付岬まで、往復で40kmあったけど来て良かったっす。


夜は別海町まで進み「野付温泉 浜の湯」で入浴したっす。420円でした。

露天は広く作りも古風で味があるが湯が熱い。北海道の銭湯は熱いのが基本なのだろうか?
温泉には黒湯が使われていた。黒湯好きとしては、東京都以外で入れたことに感動。


今日は神社でテントを張ることにした。神社で野宿は生まれて初めてですが、
四国88箇所巡りの時に、寺院で野宿をよくしていたので、神社で寝るのも
それほど変わらぬこと。お参りして寝させていただきました。

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