誓願寺山門(鶴亀門)・国重要文化財
所在地:青森県弘前市新町247
弘前城城下町にある『誓願寺』には、初代弘前藩主・津軽為信の軍師「
沼田面松斎の墓碑」が眠る。
京都にある
誓願寺山門をも模し江戸時代中期に建立されたと推定されている。
慶長年間に南津軽郡大光寺より本地に移されたが、以後火砕に遭遇したが、
幸いにも片扉を失っただけで今日に伝えられる。こけら葺、妻入りの重層四脚門で
高さは6.9m、正面に切妻破風の妻を配置し、桃山時代の手法を残している。
全体に彩色がなされ、十二支の絵も描かれ、懸魚に鶴や亀の彫刻が用いられている。