中学校勤務を始めてから自分の中学校時代の記憶が甦ってくる。美術の先生宅を同級生と一緒に訪問したこと、国語の先生から俳句の表現について批評して頂いたこと、その国語の先生が御結婚かなにかの理由で退職され後任の先生が極めてユニークで一生忘れない出来事があった。1970年中学三年生の時、三島由紀夫の市ヶ谷での切腹事件の報道がテレビで流れその時の総理大臣が「馬鹿なことをしてくれた」と言ったことに触れ、国語の先生が「ノーベル文学賞候補の作家がしたことを馬鹿なこととは言ってはならない」と。その真剣な表情から、先生の言われる三島由紀夫とはどういう人物なのか興味が湧き本屋さんに行き三島作品を数冊買って読んだりした。偶然本屋さんでもその国語の先生にお会いした。本を探している姿は文学に取り憑かれたような印象を受けた。文学には興味が湧いてきたものの時代的には日本にはアメリカ文化がどんどん入ってきていてプラグマティズムという風潮に変わりつつあった。生きて行くにはどうしたら良いかまだまだ模索していたが文学という選択肢はなかった。
5月になって新しい仕事に就いた。一度は憧れた学校の職員である。もちろん前職において学校勤務はあったが、文部科学省管轄の学校としては初めてである。 学校というと、「二十四の瞳」の大石先生や「青春とはなんだ」の夏木洋介が頭の中に浮かんでくる。
学校は森に囲まれ敷地面積は広い。市内の他の小中学校の2倍くらいありそう。
昔、担任の先生から頂いた本を探し出した。先生ご自身の幼少期から現在までの様子が書き綴られている。
先生とは卒業してから50年近くお会いしていない。お元気でお過ごしなのか気になる。
五木寛之の「青春の門」等の小説であれば1日で読み終えてしまうのだが、担任の先生の本となるとなかなか読み進まない。そして、どうしてこの本を私に下さったのかと考えた。先生の病との格闘、ご友人、ご両親への思いなど読んでいて、先生が下さったこの本の深い意味に気付き目に涙するのである。
さて、緊急事態宣言は解除され明日から部分的にではあるが授業再開される。ファイト、ファイト、ファイト
今日も新型コロナ感染症対策による緊急事態宣言中のため自宅で待機中です。
畑の野菜に水をやりに出かけたところで、ご近所さんからサクランボ狩りに誘われました。
昼頃にお伺いしてサクランボ狩りを楽しみました。サクランボを採っていると近くの高齢者福祉施設の人もやって来たので、ソーシャルデイスタンスを保つため、場所を譲ってあげました。小粒でも甘いのでだんだん人気が出て来たみたい。あまり乗り気でなかった家内も、ずっと家の中にいたせいか気分転換になって喜んでいました。
ビニールハウスの中の野菜(レタス、トマト、ブロッコリー、なす、etc.)は、すくすく育っています。外気温より暖かいのと害虫による被害がないためです。今までの感じでは、ビニールハウス栽培にして良かったと思う。
薔薇が咲きました。
チューリップは見頃が過ぎたけど、花びらを落とさずにもう何日も耐えている姿は感動的です。
ところで、gooからの質問に答えます。
【10の質問・趣味編】
1.今一番はまっている趣味は?
家庭菜園
2.その趣味にはまったキッカケは?
趣味と実益
3.その趣味の魅力を教えてください
有機野菜は体の免疫力を高めると聞いたので健康でいられること。また、芋類しか育たなかった畑が毎年土作りを重ねた結果レタスやホウレン草が育つようになったこと。
4.年間いくらくらいその趣味に費やしてる?
5.その趣味にまつわる一番うれしかったことは?
周りの人にあげて美味しいと言われたこと。
6.その趣味で今後やりたいことは??
ビニールハウスでさらに美味しい野菜を作ること。
7.趣味を仕事にしたい?
趣味のまま
8.今まではまった趣味はいくつくらい?
今まで、油絵、謡曲、詩吟などやりましたが、家庭菜園は耕すのに労力がかかり、ある意味健康的
9.人にお勧めしたい趣味は?
野菜作りはおもしろい
10.あなたにとって趣味はどんな存在?
健康維持と社会参加
お疲れさまでした。
読んでくれてありがとうございます。