5月になって新しい仕事に就いた。一度は憧れた学校の職員である。もちろん前職において学校勤務はあったが、文部科学省管轄の学校としては初めてである。 学校というと、「二十四の瞳」の大石先生や「青春とはなんだ」の夏木洋介が頭の中に浮かんでくる。
学校は森に囲まれ敷地面積は広い。市内の他の小中学校の2倍くらいありそう。
昔、担任の先生から頂いた本を探し出した。先生ご自身の幼少期から現在までの様子が書き綴られている。
先生とは卒業してから50年近くお会いしていない。お元気でお過ごしなのか気になる。
五木寛之の「青春の門」等の小説であれば1日で読み終えてしまうのだが、担任の先生の本となるとなかなか読み進まない。そして、どうしてこの本を私に下さったのかと考えた。先生の病との格闘、ご友人、ご両親への思いなど読んでいて、先生が下さったこの本の深い意味に気付き目に涙するのである。
さて、緊急事態宣言は解除され明日から部分的にではあるが授業再開される。ファイト、ファイト、ファイト