聖書と共に

私はぶどうの木

今日は、まず「神を待ち望め」(アンドリュ-マ-レ-)
からです。
 創造者であられる神は、人間を形作って、
その内にご自身の力と善とを示す事ができる
器とされました。
人間は自分自身の内に命や力や幸福の源を持つ
様には造られませんでした。永遠に生き、ただ
一人、他者に依存せずに存在しておられる神が
瞬間ごとに、人間に、その必要な全てのものを
お与えになる事になっていたのです。

人間の栄光と祝福とは、それだけで独立して
存在するものではありません。それは、無限の
富と愛を持つ神に依存する事になっていたので
す。人間は神の満ち満ちているものの中から、
瞬間ごとに受ける喜びを味わうはずでした。
これが、堕落以前の人間に与えられた祝福をで
した。

 信じる一人一人の内に瞬間ごとに、救いの業
をなし続けて下さるのも、ただ神お一人だけで
す。生まれ変わった人でも、その人自身の内に
は善なる力はありません。ただ、瞬間ごとに神
から受けるものを持つ事ができるだけです。

神が、どんなに、たゆみなく神の子の命と力を
瞬間ごとに、お与えになっているかを知るなら
ば……ここに祝福の生涯があるのです。

ここから、バックストンの「ヨハネ福音書講義
」です。
「人が私に留まり、私もその人の中に留まって
いるなら、そういう人は多くの実を結びます」

 多くの実を結ぶ秘密は何でしょうか。知識や
預言や異言なのではありません。ただキリスト
に留まることです。信仰をもって、自分の考え
を静め、心に安息を得て、キリストに留まる事
で多くの実を結ぶ事が出来ます。

「私を離れては、あなた方は何もする事が出来
ないからです」
肉に属する信者は、心の中で、自分にはいくら
か力がある、知識がある、だからこの上に力や
知識を、主から頂こうと考えます。けれども
それは大きな誤りです。

最初からキリストだけにより頼まなければ、多
くの実を結ぶ事はできません。私達が身も魂も
神にささげれば、多くの実を結んで、キリスト
の価値を世の中に示す事ができます。

「父は、もっと多くの実を結ぶ為に、刈り込み
をなさいます」
この実は、どういう実でしょうか。それは伝道
の成功ではありません。神はまず、私達の心に
結ぶ実を結ぶ事を願われます。
「御霊の実は、愛、喜び、平安、寛容、親切、
善意、誠実、柔和、自制です」これが、霊の結
ぶ実です。
神は第一に、この霊の実を結ぶ事を願われます


イエスはご自分では何一つなさる事ができませ
んでした。
聖霊は、ただ聞くままを話し、イエスの栄光
のみを顕しなさいます。

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