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札幌・円山生活日記

冬スポーツ体験シュミレーターが大人気!~大倉山展望台&札幌オリンピックミュージアム~

標高307mから眺める大パノラマとジャンプスタート地点の急勾配を体感できる「大倉山展望台」。1972年に札幌で開催された冬季オリンピック会場のひとつで円山の街中からも目立つ存在感を誇ります。また1972年札幌大会の資料展示など冬季オリンピックの歴史を学ぶ「札幌オリンピックミュージアム」ではウィンタースポーツの世界を体感できるシュミレーターが子供たちに大人気です。

本日は夏休みでやってきた長女の子供たち(孫)に付き合い「大倉山展望台&札幌オリンピックミュージアム」です。実は昨年体験した「八紘学園果樹園」での「ブルーベリー摘み取り」を予定していたのです何と鳥獣被害による一時休止中。代わる八剣山界隈の果樹園も検討したのですが近場が良いということで「大倉山ジャンプ競技場」に出かけることにしました。特に「札幌オリンピックミュージアム」のシュミレーターによるウィンタースポーツ体験は子供にも受けるであろう目論見ました。期待通りこれが大ヒットでした。アクセスは地下鉄東西線「円山公園駅」バスターミナルからJR北海道バス大倉山線「くらまる号」利用です。


「円山公園駅」バスターミナルより15分ほどで「大倉山ジャンプ競技場」に到着。
1972年札幌オリンピックの歌「虹と雪のバラード」の詩碑。近づくと「トワ・エ・モア」の “〽 虹の~地平を~・”と歌が流れます。

先ずは「札幌オリンピックミュージアム」の建物内へ。
1階ホールでは表彰台に乗ったレジェンド葛西選手がお出迎えです。
3階のチケットカウンターでチケット購入。展望台リフトとミュージアムの共通券で札幌市民1,000円、一般1,200円。子供(小学生以下)はミュージアムは無料でリフトは500円でした(幼児は保護者同伴の場合はリフトも無料)。
 
競技場に出ると暑さ対策のミストが噴出されていて子供は大喜びでした。
オリンピックシンボルの隣に表彰台があることを発見(今まで意識することはありませんでした)。
表彰台の1地番高いところに立って記念撮影です。

さてリフトで展望台に上がります。

リフトは幼児も含め定員2名まで。長女は高いところが苦手とのことでしたが孫娘は余裕でした。

展望台の1階部分からジャンプ台を見たところ。選手が飛び降りるバーが見えます。これだけ近くで見ると高さと急こう配に圧倒されます。
2階のラウンジへ。北京五輪ノーマルヒル金メダル・ラージヒル銀メダルの小林陵侑選手と同ノーマルヒル4位の高梨沙羅選手のパネル。

2階ラウンジから見るとより選手目線でジャンプ台の急こう配が判ります。
屋上へ。
円山と札幌市街が一望できます。
望遠鏡は1分100円。
こんな風に見えていたかは判りませんがテレビ塔も遠望できます。

それではリフトで下山します。
リフト上からも景色が楽しめます(高所が苦手な人は別です)。
札幌市街の様子。
上り始めた時に壁側に何やらプレートが設置されていたのに気づいたのですが確認できず。下りの際に確認します。
「旧大倉シャンツェ遺垣」と表示がありました。石垣が遺構のようです。
「旧大倉シャンツェは 故大倉喜七郎男爵が昭和6年12月 故秩父宮雍仁親王殿下のご発意にこたえて ノルウェーの故オラフ ヘルセット中尉が選んだこの地に建設した 札幌オリンピック冬季大会90mジャンプが行われた大倉山シャンツェの基礎となった 札幌スキー連盟名誉会長 大野精七」。

それでは「札幌オリンピックミュージアム」へ。
「札幌オリンピックミュージアム」入口です。

展示施設は2階建てになっていて2階は展示ブース。こちら1972年札幌冬季オリンピックのメモリアル・コーナー。中央は金メダリスト笠谷選手のジャンプウェア。
同じく2階のメダリスト関連品の展示コーナー。

2018年平昌大会銅メダルの際の高梨沙羅選手のジャンプスーツ。北京大会の失格問題がうそのようなムササビスーツです。
右から2010年バンクーバー大会銀メダルの浅田真央選手のテレーナー、2018年平昌大会銅メダルのロコ・ソラーレ・チームのユニフォームにレジェンド葛西紀明選手のスキー板。 

子供たちは階下のシュミレーション・コーナーに興味津々です。

1階部分に降りてきました。

スキージャンプ選手の視点を体感できるシミュレーター「スキージャンプ大倉山」。迫力ある大型映像スクリーンの前に立ってジャンプの踏み切りから飛行姿勢、着地の動作をシュミレーションします。体験方法は係の女性が丁寧に教えてくれます。体験結果の飛距離や得点も表示されます。

「スキージャンプ大倉山」は小学生以上が対象で幼稚園児の孫娘は体験できません。代わって体験したのがスキージャンプの「テイクオフ・タイミング」。
スキージャンプ競技の中でも最も重要とされる踏み切りのタイミングを体験するもので飛距離も表示されます。
映像が流れ踏み台付近で軽くジャンプし台から飛び降りるのですがコツをつかむまでが難しく「転倒です」を繰り返していました。最後は本日の最高127mに近い120m表示が出て鼻高々の孫娘でした。

「ボブスレー滑走」も人気でした。実物大の4人乗りボブスレーに乗り込んでコースの映像に合わせて体重移動でボブスレーを左右に動かすもの。
繰り返し楽しそうに乗車していました。

少し子供の歩幅ではハードな「スピードスケート・トレーニング」。トレーニング用のスライドボードを使ってスケーティング体験です。左右移動の回数で得点をカウントします。

アイスホッケーの「ゴールキーパー体験」。ゴールの前に立って映像の中の選手が放つ猛スピードで飛んでくるパックをキャッチします。キーパーの動きをセンサーで把握しているようでシュートを防ぎゴールを守ると表示されます。

最後は家族で楽しめる「クロスカントリースキー・レース」。雪上のマラソンといわれるクロスカントリースキーのコース映像を前にスキー板を動かすレース体験。3名以内の参加者同士で競争もでき楽しいです。

1階体験ブースの一角では北京五輪の写真展も開催していました。

一部写真です。高木美帆選手はじめ女子パシュートチームの記者会見。
羽生結弦選手の世界初の「4回転半ジャンプ(=クワッドアクセル)」の連続映像。

 
以上で「札幌オリンピックミュージアム」終了です。バス時間まで少し間があったのでGOODsショップを拝見。
バスで「円山公園駅」まで戻ってきました。

「大倉山展望台」は札幌市街に近く標高307mから眺める街の眺望は見応えがあります。今回は昼間でしたが夜景も仲々結構です。また「札幌オリンピックミュージアム」のウィンタースポーツ体験シュミレーターは狙い通り子供たちに大人気でした。大人だと1時間ほどで周回するところが子供たちは体験を繰り返したっぷりと2時間が経過していました。しかも「札幌オリンピックミュージアム」は中学生以下は入館料無料です。改めて近場に良い観光スポットがあると認識しました。ありがとうございました。

「大倉山展望台」
札幌市中央区宮の森1274/011-641-8585(大倉山総合案内所)
http://okura.sapporo-dc.co.jp/jump/index.html
営業時間 4月29日~10月31日/11時~18時
     11月1日~3月31日/11時~17時
     4月1日~4月28日/9時~17時
定休日 2020年4月6日~4月20日
※この他、ジャンプ大会・公式練習開催時などは利用不可
※悪天候によりリフトが運休をなる場合があります。

「札幌オリンピックミュージアム」
札幌市中央区宮の森1274番地(大倉山ジャンプ競技場内)
電話番号  011-641-8585(総合案内)
営業時間 5月1日~10月31日9:00〜18:00/11月1日~翌4月30日9:30〜17:00
※月に1回程度メンテナンスにより休館となる場合あり。
(2022.7.31)

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