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熊本から気ままに山と自転車のブログ

鍋田横穴群(国指定史跡)

装飾古墳一斉公開の鍋田横穴群
2023/11/04(土)晴

最高気温27°晴天の夏日、湿度が高いのか思いの外暑い。午前10時からポタリングに出る。
目的地は、熊本県秋の装飾古墳一斉公開の鍋田横穴群とする。横穴式石室ではないので常時公開されているのだが、専門員の解説つきだから聴きたいと出かける。

熊鹿ロードを北進し、宮原から国道3を走り、山鹿大橋から再度熊鹿ロードに入り終点目指す。終点から左折して国道443鍋田橋を渡ると右側の崖地に鍋田横穴群(写真1・2参照)がある。
国指定史跡「鍋田横穴群」の説明板には、「古墳時代の終わり(7世紀)ごろに造られたとされるお墓です。
岩野川沿いと国道443号沿いの崖に合計61基が確認されています。その内16基には、内部に線を彫って付けられた模様や、入口のそばに武器を浮彫りした装飾が見られます。
なかでも27号横穴は、数多くの装飾があります。人物、武器(弓矢、鞆[弓を使うときの道具]、[矢をいれる道具]、盾)、刀子(ナイフ)、動物(馬か?)が浮彫りされています。
横穴の内部はおよそ2m四方の広さで、高さ1.5mでドーム状の天井のものが大半です。当時はそこに遺体が安置されました。人骨や装身具はみつかっていません。
国内の装飾のある横穴を代表するものとして、国の史跡として指定されています。」とある。


説明板に説明があるところの第27号横穴(写真3・4参照)。


第27号横穴から右方向の横穴(写真5・6参照)。飾縁がしっかり残っている。


写真6のなかの左側・右側の横穴外観と内部(写真7・8・9・10参照)。屍床もはっきり残っている。右側の内部は、屍床が3つある肥後型と言われるもの。


更に右方向(写真11・12・13参照)に横穴を観る。


国道側に移動して番号の若い横穴(写真14・15・16・17参照)。写真17は、写真16の内部だが、フラットになっている。屍床が見えないが、後代に住居として使われた可能性もあるので改変されたとも考えられる。


更にその横の横穴(写真18・19参照)。写真19は写真18の内部だが、左側に屍床が見える。


第26号横穴(写真20参照)だが下部が改変されて縦長なっている。この横穴は、奥壁に線刻の装飾があると説明されていた。


帰路は米野中学校の方に廻り、久野集落の湧水の数を確認して帰途に就く。
16時半に帰宅する。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)31km→鍋田横穴群33km→熊本(自宅)
総所要時間6.5時間(実4.5時間) 総計64km 走行累計57,106km


鍋田横穴群
2019/6/3(月) 曇

今日の天候は、曇、降水確率20%予報。午前9時出発。
南関町を巡り、国道443を東進して、山鹿市鍋田の菊池川河畔に出た。
そこに鍋田横穴群がある(写真1参照)


羨門部には、赤い顔料(写真2参照)が見える。


羨門部右側には、彫刻(写真3参照)があるがはっきりし見えない。
真正面に今年の竹が大きくなってしまっている。


今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)48km→鍋田横穴33km→熊本(自宅)
所要時間8時間(実6時間) 総計81km 走行累計28,764km


鍋田横穴群
2014/9/10(水) 晴
方保田文化財管理センターを後にして、熊鹿ロード終点鍋田橋まで走り、岩野川水辺公園で昼食をとり折り返し点とする。
山鹿市鍋田には国指定史跡鍋田横穴群(写真5参照)があり、その前方が水辺公園になっている。
その岩壁の裾に小さな池があり、その中の金魚藻マツモに真っ白の小さな花が咲いていた。

鍋田横穴群の場所:(マップファン地図)

15時帰途に就く。17時半自宅着。今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)30km→鍋田横穴群30km→熊本(自宅)
所要時間7時間(実5.5時間) 総計60km 走行累計7,639km

自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。

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