2020/01/08(水) 曇/晴
今日のポタリングは、東方向大津町杉水を目的地とする。
空は曇天だが、天気予報では天候は回復方向とのこと。時々小粒の雨が降るが、走行には支障なし。
三好からJT工場に出て、最近出来た大型スーパーで弁当を買う。
さてどこで食べようか?フードコートは空いているが、消費税8%の私は10%の場所では気が引けるので外のベンチで食べる。
身体が冷えないうちに出発して、県道49を東方向へ辿る。
国道325を横断して、順調に杉水に到着する。
Googleで検索して、西光寺跡(写真1参照)に無事到着する。
参詣者を模した人形が二体見える。
標柱(写真2参照)に簡単な説明が書いてある。
「鎌倉期から合志郡には原口村(合志町竹迫)と上大津(大津町)と杉水の3カ所に、天台宗寺領を治める役寺西光寺がありました。ここには杉水の伽藍跡です。
伝説によれば3カ所とも鎌倉幕府の公文所別当大江広元が建立したとされています。往時の繁栄をしのばせる五輪塔・供養塔・坂碑などが残されています。」とある。
境内に上がると五輪塔(写真3参照)がある。
「護川小学校発祥の地」標柱も見える。
御堂(写真4参照)は、大きくはない。
小学校も、当時は寺子屋ほどの所で始まったのか?
直ぐ近くに真新しい鳥居(写真5参照)が建っていた。
平成28年の地震で倒壊して、建て直したとある。
説明板(写真6参照)では、「蒙古襲来の後、正応3年(1290)に肥後の御家人菊池武房が太宰府天満宮より勧請したと伝えられる神社です・・・」とある。
神社拝殿(写真7参照)は、風格ある造りであるように思う。
神殿(写真8参照)は、一段高い所にあり、こちらも立派な造りであるように思う。
その横に楠の大木があるが、ご神木ではないようだ。
神殿左側の高台にある榊(写真9参照)が、説明板にいうところの巻天神のようだ。
道向こうの高台にあるのが矢鉾神社(写真10参照)だが、社殿はない。
ここが神域(写真11参照)か?自然石が一つと割れた扁額が囲いの中にある。
大きさは石棺が埋められる程度の広さ。
菅原神社を勧請する前からの神社か?
もう一度麓に下り東に道を辿ると馬頭観音(写真12参照)が鎮座する。
観音像(写真13参照)を拝顔する。
顔が長いので馬の顔でも模したのかとよく観ると、口から下の部分が欠落している。優しそうな目が特徴的なので写真を撮らせて頂いた。
現在時刻14時過ぎだが、天候も気になるので早目に帰途に就く。
今日も無事だったことを天に感謝する。
熊本(自宅)27km→大津町杉水24m→熊本(自宅)
所要時間4時間(実3時間) 総計51m 走行累計30,737km
自転車で探訪した史跡・文化財等の記録です。一部山行の記録もあります。
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