鍼灸師「おおしたさん」のブログです

東京都港区南青山で開業20年 / 6月から広島に帰る予定です

荷揚げはおと〜うさん🎶

2023年02月20日 | 旅行やお出かけ
色々入れて、今日の荷物は18kgくらいです。
仕事で忙しい最中、一緒に山登りをしてくれた三男、娘の彼氏とも一緒に登れて、最高の1日になりました。

昨日はいつものメンバーに加えて娘と娘の彼氏、そして三男と高尾山に登った。ビールやら食材やら、結構な荷物になったが、結局私が一番多く荷物を持った。子どもは仕事柄、私よりも遥かに体力がある。だがしかし、子どもに荷物を持たせるのは今でも引け目を感じてしまう。これは子どもが小さい時からの習慣なので、大きくなっても自分が一番荷物を持ちたくなってしまう( 1 )

子どもとは遊んできた方だと自負しているが、最初はそんなに子煩悩ではなかった。多分長男が2歳の時に負わせた大けが子育ての転機だったのではないだろうか( 2 )。この事故をきっかけに、子どもとの遊びを最優先するようになったが、お金もなければ車もない。行けるところは電車で行ける範囲。だから昭和記念公園や高尾山等、近くで遊ぶことがほとんどだった。お金が無いところは気力体力でカバーしたつもりだが、ある時何かのきっかけで子連れキャンプをしようと思い、オートキャンパーとかち合わなくて駅から1時間くらいまでという条件で場所を探した。ちょうど鳩の巣駅から1時間弱のところに良い場所があった( 3 )

せっかく行くのだから喜んでもらいたい。ただ、如何せんキャンプのスキルが全く無い。本を読んだくらいで火おこしができるはずもなく、つかみ取りした鱒も生焼けのまま食べることができず。結局持っていったコンロでお湯をわかし、キャンプ場で売っていたカップラーメンを食べる始末。そんなキャンプでも楽しかったみたいで、リベンジを誓って翌年も訪れた。それ以来毎年そこでのキャンプが夏の予定に組み込まれた。

このキャンプ場への道のりは山道を1時間弱。そこを結構な重さとなる2日分の食材を担いで登った。大きなリュックサックと両肩には食材を入れた発泡スチロール製クーラーボックス。本来ならば子どもにも荷物を持たせるべきかもしれないが、山歩きを楽しんでもらいたかったので、荷物はできるだけ私が持った。とにかく「楽しかった!また行きたい!」を引き出したかったから。

知り合いに山登りの好きな人が何人もいる。しかしその子どもたちの多くが山登りを好きではない。多分あの苦しい山登りを楽しいと思える工夫が親に足りなかったのだと思う。私の目的は自分の満足ではなく、あくまでも子どもに楽しんでもらいたいということ。ただそれだけだったので、極力荷物を持たせなかった。

「過保護」と言われるかもしれない。だが学校で嫌と言うほど「自分のことは自分で」をさせられているのだ。そしてそこで頑張っているのだ。だから家族といる時くらいは道中をも楽しんでもらいたい。で、そんな「過保護」が大きくなるとどうなか。そう、小さい子と行く時は率先して荷物を持つし、子どもたちを気遣うようになるのだ。ほんと「自分がされたようにする」はそうだと思う。もちろん自分で荷物を管理させる事も大切だから、時と場合によっては荷物を持たせるが、子どもの仕事はなんといっても「遊び」である。また行きたい!を引き出すために、どんな場面でも、親による子ども主体の工夫は大切だと思う。

日帰りだと小さい子にはほとんど荷物を持たせませんでした。


包帯に巻かれてベッドに横たわる子どもの寝顔を見続け、この子がいなくなったらどうしよう!といった不安に苛まれたこと、今でも鮮明に思い出します。


さすがに台風が接近した翌日は雨で遊べませんでしたし、もう一つのイベントであった御岳山登山もできませんでしたが、どんな状況でも楽しんでやろうという子どもたちの姿勢はなかなかでした。いい子達っす!




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