鍼灸師「おおしたさん」のブログです

東京都港区南青山で開業20年 / 6月から広島に帰る予定です

喉の痛みに太谿はいかが?

2013年12月12日 | 東洋医学、東洋思想

今日は富士山が綺麗にみえましたね!

一気にこんな感じに…


最近は問わず語りが多かったで、趣向を変えて話してみます

前に喘息と腎の気についてかきましたが…

喘息と腎気の関係について

 (13年8月のブログより)

 

今日は最近多い「喉の痛み」について

 

呼吸器系は腎も観察したほうがいいですね

呼吸器といえば肺…だけど、、、

腎まで行ってしまってること多し!

 

で、「喉の痛み」ですが…

 12月に入ってますます訴えの多くなった喉の痛み

 

やはり腎の病症が多い感じです

やはり冷えが深くまで入って脾とのバランスが崩れて、肺との関係も悪くなった…のかな?

 

喉の痛みですが、太谿というツボに反応があることがしばしばあります

ツボの意味ですが「太」は大きいという意味で、「谿」は渓谷とかと一緒の意味

太谿は腎経の原穴で、冷え性や足腰の痛みやだるさによく使われます

 

原穴と書きましたが、腎経の兪土穴でもあるので、土を意味するツボでもあります

だから腎経の中では腎を痛めつける、いわば剋穴ともなるわけで、たいそう脾との関係も大きいわけです

ちなみに太谿穴の場所は内くるぶしの高まりとアキレス腱との間の凹んだところ

 

ここに皮内鍼を入れると喉の痛みはす~っとひきます

あっ…、お灸もいいですよ~!


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