JOEは来ず・・・ (旧Mr.Bation)

なんの役にも立たない事を只管シコシコと

永井荷風と谷崎潤一郎展

2020-01-13 | 展覧会・博覧会
「永井荷風と谷崎潤一郎展」
市川市文学ミュージアム

市川市で晩年を過ごした永井荷風(1879~1959年)と、谷崎潤一郎(1886~1965年)の文豪2人の交流を、交わした書簡や作品からたどる企画展が19日まで、市川市文学ミュージアム(市生涯学習センター2階)で開かれている。
「あめりか物語」「断腸亭日乗(だんちょうていにちじょう)」などで知られる荷風は東京で生まれ、1946年から市川市内で暮らし、生涯を閉じた。潤一郎の作品は「痴人の愛」「細雪」など。2人は戦争もあった明治、大正、昭和の激動の時代を過ごしながら、親交を重ねている。
米国での見聞をつづった「あめりか物語」は、荷風の初期の代表作。この作品を23歳で療養中の潤一郎が読み、元気を取り戻した。第2次大戦末期の45年8月、荷風が潤一郎の疎開先である岡山県を訪ねると、潤一郎は当時、貴重だったすき焼きでもてなした。こうした2人の交流ぶりが、交わした書簡や書籍からうかがわれる。
会場には2人の写真や、荷風が愛用した帽子やネクタイ、眼鏡、筆道具などを含め、前期と後期展で計約160点を展示した。

東京新聞
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市川は断腸亭終焉の地だがこんなにも文学と縁のある町とは知らなんだ。
今年はちゃんと眼鏡新調して活字世界に戻りたい。。(毎年言ってるな)
読書に時間を割くには、眼鏡新調も大事だがスマフォSNS制限が必須事項でもある。
未読の潤ちゃん読みたくなった。
潤一郎ラビリンスは面白いやつからやっつけたから、、

文豪の直筆原稿展示などを見ていると、デジタルは便利だけどやはり書く事って大事。この際悪筆でもいい。

アメリカからの荷風の年始のハガキ(?)がジャップのする御慶也みたいなのが気に入ってる。

小説のみならず活動写真に深い興味を示した谷崎と活動写真よりも写真撮影を好み踊り子の楽屋、玉の井遊郭や散歩撮影に励んだ荷風ーーー

クイズ用紙が渡されるので答えを探しながら鑑賞。
クイズに正解すると3階に上がり抽選で景品がもらえる。参加賞で栞をいただいたが当たると何がもらえるのだろう。どうでもいいから聞かなかったけど、気になりだした。
3階の図書もかなり時代がかった古書を手にとれる。
谷崎潤一郎全集1巻の「飆風」の冒頭を読んでみる。目が霞む。
既読の作品だがほとんど憶えていない。魅力的な文なのでゆっくり再読したい。帰ってラビリンスの1をポッチってみる。





企画展示室に入る導線までの市川市縁の文学者に関する展示も興味深い。
小島政二郎も正岡容もそうなん?
正岡容の「夜討ち朝駈けの絶交屋」って.....

1階の喫茶店ピッコロで暫し休憩。
市川文学ミュージアム中庭に天を突く積ん読オブジェ
庭出れないの?

喫茶店は文学館内
さらに今日は曇り空



 






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