飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

最近のテレビについて

2009-11-26 03:04:07 | 日常のたしなみ
皆さんのコメントの返信と称して、テレビ批判めいたものを書いてしまっておりますが、生粋のテレビ好きとしては、今の状況は、本当に悲しいものがあります。
視聴率低迷で赤字決算となってしまうのも、何も世間の不況の影響ではないはずです。ネットワーク社会になり、不要論なんて話も聞かれておりますが、『テレビ』と『新聞』に関しては、マスメディアという呼び名はともかく、特に日本においては、情報の発信源として重要視される地位は、揺るがないと思っております。

ただ、つまらない。とにかく、つまらない。

たまにしか見ない自分ですら、そう思えてしまいます。
特に、ゴールデンタイムの劣化が甚だしく、ゴールデンの制約もあるとは認識しているものの、ゴールデンを機に駄作と化していったフジ&テレ朝の抜け殻番組達をご存知の方も多いと思います。今では、通常の番組を持てずにスペシャルを連発して急場を凌いでるような枠も多くなり、安定した固定客すらつかめない末期状況に陥っています。とはいえ、一時期の黄金期のように『深夜番組が面白い!』ともいえる状況でも無くなってしまいました。
アニメと通販のオンパレード・・・はともかく、深夜番組も内容ではなく、出演者や力量に頼るようになってしまい、一時期の伝説の番組となるような綺羅星を見つけるのが困難となってきました。今でも安定している番組といえば、『アメトーーク』、『ゴッドタン』、『もやサマ2』、『シルシルミシル』、『お試しかっ!』あたりでしょうか(『検索ちゃん』は終わってしまいましたね・・・なんて書いてますけど、『ゴッドタン』、『お試しかっ!』、もそんな好きではありません。えっ? 『さまぁ~ず×さまぁ~ず』はどうしたかって? あんな時間に移動させてどうするんだよ、まったく!)。とはいえ、絶対に見たいと思うこともありませんし、家に帰った時にやっていて暇なら見る程度ですから、そんな期待度です。
かといって、まじめな経済系ドキュメンタリー番組ばかり作られても見る側もゲンナリしてしまいます。『NHKスペシャル』に『ガイアの夜明け』『カンブリア宮殿』『プロフェッショナル 仕事の流儀』『ルビコンの決断』『その時歴史は動いた』・・・これはこれで、なんともかんともです。そんなのばかりで食傷してしまうので、NHK総合『ドキュメント20min.』が新鮮に感じられたり、TBS『ビジネスクリック』に その手があったか?! と釘付けになったり(おっさんか!!)していたり、いなかったり。

最近めっきりテレビを見る時間・・・というより見る気がなくなっておりますが、是非とも頑張ってほしいと期待しています。


※ そんな中で、やけに気を吐いているのがNHK総合&教育。特に『EYES』と称する深夜番組帯は、なかなかに高品質です。先日、第2期の最終回を迎えた『笑神降臨』。短時間での使い捨てお笑い披露の傾向に相対するように、1組の芸人が29分を使い切るというお笑い番組の趣旨はなかなか挑戦的でした。とはいえ、中堅といえども使いこなせる芸人、こなせない芸人など当たり外れもありましたが、意図する所はとてもよく伝わりました。
最終回のゲストは、よゐこ。コントする姿を久しぶりに見ましたが、『分かる人にしか分からない』スタンスは変わらなかったものの、昔よりも変にテンションが高かったのがちょっとマイナスかな? と思いました。シュール&とまどいは、もっとテンション低めのほうが好きですね(なんのこっちゃ)。

※ ということで、ちゃんと見ている番組は、『ブラタモリ』、『秘密結社 鷹の爪 カウントダウン』、『激走!GT』くらい。
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