飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

富雄丸山古墳へようこそ (奈良県奈良市)

2024-03-16 13:03:48 | スポットなたしなみ
2024年3月16日 (12:30-15:00)と17日(10:00-15:00)、富雄丸山古墳の第7次発掘調査の現地公開が行われています。
事前予約も無しで見学可能とのことでしたので、どれだけの人が訪れるのか気になります。

【3月16日・17日開催】富雄丸山古墳の発掘調査(第7次)現地公開を実施します
(奈良市ホームページ)

このことを知ったのがつい先日。その週末に予定があったこともあり、涙ながらにこの知らせを眺めておりました。いや、実際にはどうにか行けないかと考えたのですが、さすがにこの目的だけに日帰りで奈良に行くのを躊躇してしまう程には、常識のフィルターがあったといいますか、現地見学だけなのでさすがにそれはと思い止まりました。月曜日休めばなんて邪な考えもありましたが・・・年度末で予定があるのでさすがにそれは無理かなと。

富雄丸山古墳といえば、昨年の考古学界隈で最大の話題をさらいましたし、今年に入ってもその勢いが衰えることがなく、先日も注目の発見があったと話題となっています。そんな時にですから・・・リアルで見たかったです。
空白の四世紀の解明に繋がる発見に注目が集まっていますが、元々は、日本最大の円墳として知られるようになりました。自分の認識としては、埼玉古墳群にある丸墓山古墳の日本最大の円墳の称号が奪われたことで知っていた程度、現地に行っても見るべきところがあまりない古墳という印象でした。
それが、2023年1月に発見時点で既に国宝級と言われる鼉龍文(だりゅうもん)盾形銅鏡と蛇⾏剣が発見され、ニュースでも大きく取り扱われました。その後、見学会など行われたそうですが参加できず、すっかり話題が一段落した頃、霊山寺に行く機会があったため、よく見たら近いかなと思い、あわせて行ってみようと相成りました。

以下、2023年秋の訪問です。



霊山寺の三重塔の初層開扉がおこなれた日
GoogleMapの地図上に富雄丸山古墳が見えたことが訪問のきっかけでした
近いといってもそれは地図上のこと、天気も良かったためのんびり歩いていきました




到着したのは伐採作業をする業者の人々が働く公園でした
この右手が古墳の模様




道路に出てみると、確かに大きいですが、古墳という感じがしません




フェンス越しをぐるりと歩くことしばし




小さな看板が一つ見つかりました
もっと新発見のことを大々的にアピールをしてるのかと思っていたのですが
全くそんな素振りもみられず、何も変わらない様子




こちらが全景




造り出しの部分へは階段があって行ける模様




あっ、ここは映像で見ました、発掘現場の入り口です



・・・と、そんな感じで、発掘現場も遠くにあって、入り口とその周りを見ただけという内容だったわけですが、現在進行形で進めている段階ですので、あまり大げさにしても仕方がないためかもしれません。現物が見られることを期待しながら、今後の発見や解明を楽しみにしていきたいと思います。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 與賀神社 (よかじんじゃ) (佐... | トップ | 霊山寺 (りょうせんじ) へよ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

スポットなたしなみ」カテゴリの最新記事