飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

二子山:長沢(敗退)~二子山~坂本コース(前編)

2008-11-03 22:26:20 | 山登りのたしなみ
二子山(東岳 1,112m/西岳 1,165.6m・埼玉県)

落ち着いた山行も楽しいですが、たまには五感をフル活用したアクティビティ溢れる山行をしてみたい。しかも、今は紅葉の季節。そんな欲張りな山は無いかと考えた結果、二子山に行くことにしました。ちょっと紅葉は早いかもしれませんが、色の変わり始めも、楽しみということで・・・。

=========================
<秩父へのアプローチ・休日編>

< 電車 >
西武池袋&秩父線 特急レッドアロー号(1,370円): 6:50 池袋発-(ちちぶ65号)- 8:13 西武秩父着

< バス >
小鹿野町営バス 上野沢行: 8:25 西武秩父発 - 8:57 小鹿野町役場着(460円) (8:58 発 - 9:46 日向大谷着・410円)

西武バス 小鹿野車庫・栗尾行: 8:25 西武秩父発 - 9:05 小鹿野役場
※ 同時刻に出発していますが、こちらに乗ると日向大谷のバスに間に合いません。間違えないように、小鹿野町のバスに乗りましょう

西武バス 長沢行:9:15 - 9:50 長沢着
西武バス 坂本行:10:00 - 10:35 坂本着(500円)

※ 坂本まで行くのであれば、レッドアロー6号 7:30 - 8:52/西武バス 9:15 - 9:52 でも変わらなそうです(予想)
=========================



本日は、西武秩父駅からバスに乗ってのスタートです
そう、今日は珍しく交通機関での山行を選択してみました



移動の間眠れる、行程も周回ではない選択ができる、帰りにビールが飲めると至れり尽くせり(?)ですが
バスの時間に左右される、山までのアプローチが長い、意外に運賃合計が高いのがデメリット



このあたりの山に行く際に交通機関を利用する人は、一度はお世話になる小鹿野町役場
今は、毘沙門水(名水百選)&わらじとんかつ(いつの間に秩父名物に?!)がブームのようです


バス乗り換えのために、まずは小鹿野町役場まで
ここには、休憩所やトイレ、前方には、野菜の即売コーナーもあります。しかし、こんなメジャーなトイレでトイレットペーパーが切れているとはショックでした。しかも、補充分まで切れてるなんて、ザックを外に置いて来ていたので、もし出てしまっていたら どんなネタになっていたか と思うと怖いです。
西武秩父駅からは、15人程乗っておりましたが、日向大谷組がバスに乗ってしまうと、たったの二人だけ残されました。その後、西武バスに乗ってきた方が3名程が到着しましたが、そのうちお一人は、日向大谷に行く予定だったらしく、バスの乗り間違いを嘆いておりました(次のバスが10:55のため、タクシーで行く事になるという大出費)。
その後、9:15の長沢(『ちょうざわ』と読みます)行きのバスに乗り込んだのは、予想通りの一人きり。バスに揺られること30分ちょっと、こんな場所にフルサイズの大型バスが走るのかというコースをスイスイ抜けて、終点の長沢に到着しました。


終点の長沢バス停周辺
民家とバス待ちの休憩所以外は何もありません



道案内はありませんので、暫くは道なりに歩いていきます
途中に気になる支線が沢山ありますが、気にせずメイン道路をまっすぐ歩きます


バスの時間が気になっていたため中途半端な状態が心配だったトイレ問題
この看板からすると違うものも出そうな雰囲気(?)が漂ってますが、とても綺麗で快適でした
(他の場所でもこの看板のトイレはなかなか綺麗な場所ばかり、有難う小鹿野町)


長沢を利用する場合、通常はここから坂丸峠経由で父不見山(ててみえずやま)を目指すのが一般的
山名に惹かれながらまだ未踏なのですが、今回は、矢久峠方面に進みます


いきなり唐突に出てきたキロ標識
登山道までの距離?と思いつつ、特に何も記載が無いため、何だか分からないままに


1.0km地点で分岐があり、片方の道に「二子山(登山口)」の矢印を発見
地図には、ここにPマークがありましたが、ここですと路駐といった感じですね


轍の後もしっかりあり、この先も車を入れることは出来ます
砂利道ながらしっかりした道のため乗り入れは可能ですが、左右の草が総当たり


登山口には、ちょっと広場のような場所になっており10台程度は停められそう
ただ、殆ど誰も来ない場所なので、停めるには勇気が要りますね


登山道には、倉尾中の二子山かるたがあちこちにかかっています


今回スタートしたこの長沢コースですが、実際はほとんど利用されていないと聞いております。行きすがらのおじいさんから聞いた情報によると、登山道自体も崩れており、かなり荒れてしまったため、もう殆ど歩く人がいないコースとのこと。覚悟して臨むようにとのお言葉を頂きました。


そんな言葉も納得の草っぷり、歩く人も少ないようです


元横綱貴ノ花(合掌)・・・と言いたくなるような書きっぷり


暫く歩くと体中は種にまとわりつかれていました
あぁ、実生活でもまとわりつかれたい(何に?)


そして、沢の道は崩落跡を残して・・・消えたのでした


とはいえ、このコースは、平行して流れる藤倉川に沿って歩いていけばいいだけなので、道に迷う恐れは少ないものの、沢沿いの道はグダグダで結構大変。しばらくすると、最初の意気込みはどこへやら、

『このコース、道路が並走してるんだよなぁ』

という誘惑に晒された結果、


今日の目的は、二子山を登ることなので体力温存と心に言い聞かせつつ・・・
道なき斜面を一目散によじ登り、戦線離脱してしまいました(ヲイッ)


ただ、この結果、謎の標識の意味も知ることとなりました
この森林管理道 西秩父線の距離標識だったのですね


歩くのが楽になったので、周囲の景色にも目がいくようになりました
あれが、西岳ですかね


歩くこと数十分、ようやく股峠の駐車場までやってきました
本当は、この駐車場後ろの道から出てくる予定だったのですけどね


さすがに連休ということもあってか、路上にも20台以上の大行列
クライミングでも有名ですから、そちらの方が多いのかもしれませんね


駐車場そばに登山道があります
いよいよ、あの山に登れると思うとワクワクします


階段を登ると


マタドール・・・もとい股峠に到着です
名前は、急峻な左右の峰に挟まれた場所だからなのでしょうが、思い切った名前です

ということで、本編は後ほど。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 二子山:長沢(敗退)~二子山... | トップ | 二子山:長沢(敗退)~二子山... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (食う寝るさんだ~す)
2008-11-03 22:57:16
どうしてここで終われるかな・・・ブツブツ
不完全燃焼や~ん!
酒でも飲まにゃやりきれんわ~(-_-;)

と、ひとしきり文句を並べる・・・
早く続きをプリ~ず!
Unknown (まきくま)
2008-11-03 22:59:07
こ、ここで、終わり~?
詐欺だ詐欺だー。
二子山というと、わたしなんか先代若乃花ってイメージなんですけどね、そっかー、貴乃花なのかー。
この季節、種にまとわりつかれますよね。
わたしも今日、かなーりモテモテで、電車に乗ってからひとつひとつとってみたのはいいのですが、捨てるところなくって、こっそり床におとしました。とさ。
文字制限 (かいねこ)
2008-11-04 08:54:31
>まきくまさん

こらこら、詐欺って(笑)。続き書きましたから許して下さいませ。
元貴ノ花が出たのは、最近のニュースのイメージからですかね。ただ、貴ノ花の変換も「乃」が最初になってしまいますし、PCなんて候補出ませんし、時代の流れですかね。

種の話、ほのぼのかと思いきや、床ですか?!ちゃんとどこかに放って居たら、後で恩返しがあったかもしれないのに残念でしたね。モテモテ過ぎるからって、軽く捨てちゃ痛い目みますよ(何の話?)。
いつもでしょうに(笑) (かいねこ)
2008-11-04 08:57:37
>食う寝るさんだ~すさん

人のクレームを理由にお酒を飲まないで下さいよ~。飲まなきゃっていうのは、いつもの事でしょうに(笑)。
続きを書きましたので、これを肴にまた飲んで下さいな。

コメントを投稿

山登りのたしなみ」カテゴリの最新記事