飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

尾瀬:初尾瀬バッタリ山行(中編)

2007-10-05 01:50:27 | 山登りのたしなみ
< 見晴にて(12:10) >

まゆ太さんと見晴にて別れ、次の行き先を模索していました。
時間もすでにお昼となったので、このまま八木沢道を経由して富士見峠で戻るルートが、まゆ太さんも言っていた通り順当な方法(・・・って、実際は、竜宮に戻って来たルートを戻ったら楽じゃないと言われておりました。勝手に記憶が改竄されておりました。ごめんなさいね、まゆ太さん)。ただ、折角今日はいい天気で、自由な時間もタップリありますので、この近辺を一日ブラブラしてみるのもいいかなぁと思い、竜宮に戻ることにしました。


面舵一杯~、竜宮に向けて戻っていきます
写真を見返して分かりましたが、木道が長く続く写真がお気に入りのようです



ワシャワシャしたやつ
真っ赤に染まっている軍団もあり、なかなか格好いいです


一人で歩くと短く感じるのか、すぐに竜宮に到着してしまいました。見渡すと前方には、まだまだ長く長く木道が続いておりまして、先の景色はどんなものなのだろうと気になって仕方がありません。ということで、フラフラと導かれるままに、そのまま山ノ鼻方面に流されていったのでした。


振り返れば、燧ヶ岳はお昼を過ぎてもまだまだクッキリ
今度登ってみたいですね



今までずっと綺麗な木道を歩いていたのですが、急に荒れた木道地帯に突入
オーバーユース? 更新する暇が無いから? 謎ですね



これが赤いワシャワシャ
鳥の大群にも見えなくもないです



今までのルートの方では、水を湛えた所が少なかったので
またまた尾瀬っぽい景色に出会えて感動



小さい蓮みたいな葉っぱに覆われてます
近くで見ると可愛いです



景色とは裏腹にドンドンと荒れていく木道
やっぱり使われすぎでしょうかね?



大きな池には、燧ヶ岳もしっかり映っておりました



山ノ鼻に近付いていくにつれて
前方の至仏山もハッキリと見えてきます・・・なんか登れちゃいそう(笑



今回はどこを撮っても絵になるので、どしどしと撮りたくなってしまいます
そして、どしどしと掲載したくなってしまいます



山ノ鼻方面も今までの写真の通り、思ったより人が少なめでした
ただ、たまにツアーの方が大挙してきますけどね



山ノ鼻までもう一息



このハアトマークを見つけると、恋愛運が急上昇するという

・・・ことを勝手に想像しています



ということで、勢いに乗ったまま山ノ鼻まで着てしまいました



< 山ノ鼻にて(13:30) >

このあたりまで来ると、人もワンサカといらっしゃいまして、思い思いに休憩や観光を楽しんでおられました。自分も腹ごしらえをしてから、至仏山に登れるかを考えてみたり(3時間との表記を見て断念・・・って、山登らない宣言してたのに悩んでどうする)、散策路を歩き回って、至仏山の登山道を確認したり、人気の無い場所でノンビリしてみたりと、山ノ鼻でしばらく遊んでおりました。

で、折角ここまで来たのですから、やっぱり鳩待峠も見てみたいんですよね。

まゆ太さんが

「かいねこさん、放し飼いにすると、また変なルートを行ってそうで心配なんですよね」

という予想は、まさに的中しているようで、自ら墓穴を掘り進んでいくのでありました。


山ノ鼻~鳩待峠は、木々に囲まれた木道を緩く登ったり下りたりしていきます
観光客の方ですと、距離もあって結構大変そうですね


さすがに有名な鳩待峠からの人気ルートですから、今日出会った全員よりも多い人数とすれ違います。時間も遅めなので、それでも少ないのでしょうが、今までがあまりに静かな行程でしたので、この多さを見るとやっぱり人気の場所なのだと感心。

いつもの癖で「こんにちは」と挨拶しながら進んでいくと・・・

(あれって、○○さんに似てるよなぁ)

と、ふと思って通り過ぎるのは、よくある話。今回もそんなものかと思っておりましたが、その後ろから挨拶を交わしたのが、どう見ても

heppoco隊長さん Σヽ(゜Д゜; )ノ

ということは、その前方のうつむき加減なあの方は、やはりheppocoさんだったということでしょうか・・・。確認しようと振り向くも、自分の前後に人がおりまして、ベルトコンベアー式に流されていってしまい、結局確認出来ないまま通り過ぎてしまったのでありました。
※ その後の確認から、その方々がheppoco隊ということが、ほぼ確認が取れましたが、一日2バッタリが出来ずに残念至極。


えっちらおっちらと木道を歩き続けて、最後の階段を登りきると



そう、鳩待峠に到着したのでした
してしまったといった方が良いかもしれませんが・・・



バス待なのか、休憩なのか分かりませんが
こちらも沢山の方がお休みされています


時計を見ると、今の時間は、14時20分。ようやく自分にも、このコース選択は、ちょいと失敗ということが分かってきたようです。


ここで、この後の行動に悩んでしまった自分は、


かき氷で頭を冷やします


そして、


バスに乗って戸倉までひとっ走りで楽々帰還



汗で汚れた身体をひとっ風呂浴びてリフレッシュ



ビールでも飲みながら、ノンビリタクシーなんてのもありですね



・・・などという鳩待峠の誘惑を振り切り



再び戦場へ!



駆け出したのでありました・・・。

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12 コメント

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ええ”~~ (sanae)
2007-10-05 08:00:15
こういうことだったのですか!

>「かいねこさん、放し飼いにすると、また変なルートを行ってそうで心配なんですよね」

まゆ太さん、わかります・・・

なぜ尾瀬沼に行かなかったんでしょう、たけさんとしっかり会えましたよ(笑)

続きもまだ何かあるんでしょうね~
それにしても健脚ですわ~
やっぱり (まきくま)
2007-10-05 09:26:00
このあと直でアヤメにもどって峠から降りたとしても…うーんけっこう厳しいですな。せめて、そうであってほしいけど、、、、
え~~~ (ひろピー)
2007-10-05 09:34:54
もう2時半なのに、これからアヤメ平に行ったんですか! いや~、怒涛の中編ですね…
 
至仏山、ホントキツいッス… ずーーっっと登りで平坦な部分はありません。。
 
続編待ってます!!
はじめまして♪ (くまちゃん)
2007-10-05 09:58:46
こんにちゎ♪お花大好きのくまちゃんです♪

どこからか流れ着いて こちらに漂着しました。。。


大好きな尾瀬のレポ♪ 新鮮な感覚で拝見しました♪

ワシャワシャしたやつ♪ 小さい蓮みたいな葉っぱ♪

いいなぁ~♪その表現♪その感性♪

いつもあれはナンだ? これはあれだ!! って お花見てるから。。。


至仏山 良い山ですよぉ~♪

お花が いっぱい咲いてます♪

でゎ 続き楽しみにしていますね♪
Unknown (食う寝る@おひす)
2007-10-05 12:30:46
ここからアヤメですか~?!
素晴らしい、尾瀬満喫じゃないですか~
午後のアヤメ平って見たこと無いので、写真が楽しみです
とりいそぎ~ (まゆ太)
2007-10-05 13:00:54
前編、よかったですよー
ふざけてばっかりですけど、ねこさんの感受性、結構すきですよ。で、最後にちゃんとオチもつけるし(^^)

もっと感想書きたいのだけど、すんません。時間が。。なんで、ひとつだけ修正願い?

>このまま八木沢道を経由して富士見峠で戻るルートがまゆ太さんも言っていた通り順当な方法。
とは私は言ってないかな。
CTが一番短いといったけど。たぶん一般的なのは竜宮~長沢新道~富士見小屋と戻るルートです。八木沢道はあまり整備されてないので、一般的ではないみたい。通る前に小屋の人に確認してからの方がいいと思います。

なんて、小姑みたいになってきた・・(汗)
オチ書いてますから (かいねこ@渋谷)
2007-10-06 14:43:04
>sanaeさん

そういう事でした(笑)。

本当は、今回で終わりにする予定でしたから、オチまで書いてしまいましたよ。写真がたくさんあり過ぎて、急遽中編にしてしまいました。いい場所は、掲載したくなる写真も多くなりますよね。



あちらのコースなら、たけさんと会えましたかね。

やっぱり (かいねこ)
2007-10-06 14:47:35
>まきくまさん

まきくまさんにしてみれば、想定内でしたかね(笑)。heppocoさんに鳩待峠方面で遭遇した時点で、お分かりの方もいらっしゃったと思いますが…バカなことをしたもんです。はい。



この後に何かする事が出来たら、そりゃ化け物ですって。
至仏山 (かいねこ)
2007-10-06 14:54:12
>ひろピーさん

怒濤の中編。なんだか、表現がかっこいいですね(笑)。

至仏山、見た感じはたおやかな感じがしていましたが、登りのみのキツい山なんですね。尾瀬と聞くと、ノンビリと花を愛でるなんてイメージを持っていましたが、結構試練が多いのですね。認識改めないと!

 (かいねこ)
2007-10-06 15:14:49
>くまちゃんさん

ようこそ!エラい場所に流れついてしまいましたね(笑)。

普段から、花にはあまり目が向きませんから、花メインのくまちゃんからは、変なものばかりのブログと映ったのではありませんか(笑)。花の季節ではないので、これだけ空いていたのだとは思いますが、やっぱり一度は、くまちゃんも推奨の花の季節も行ってみたいですね。

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