飼い猫の遠吠え

とにかく気持ちは前向きに寝る間を惜しんでほふく前進・・・

筑波山:観光地レポ

2008-11-17 01:29:41 | 山登りのたしなみ
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2008年11月15日(土) 天気:晴のち曇、のち小雨

参加者: まゆ太さん、¥さん、たけさん、ゆきさん、heppocoさん&隊長さん、エリック・ハイデンさん、Lisaさん、かいねこ(9名)

コース:
筑波山神社 ~ <御幸ヶ原コース> ~ 御幸ヶ原 ~ 男体山頂 ~ 御幸ヶ原 ~ 女体山山頂 ~ 御幸ヶ原(昼食) ~ <おたつ石コース> ~ つつじヶ丘

歩行時間(一般日帰り装備): 6時間20分(休憩含む)
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<筑波山へのアプローチ・休日編>

< 電車 >
筑波エキスプレス(TX) : 6:43 秋葉原発-7:35 つくば着

< バス >
関東鉄道 筑波山シャトルバス-筑波山神社(40分・750円)-つつじヶ丘(10分・850円)

8:00より30分おき運行(12:00・12:30はありません)、休日は、臨時便あり
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今回の9名の参加者のうち、筑波山に登ったことのある人は、100名山を達成している¥さんと、地元のエリックハイデンさんと、観光で来ている自分のみ。なんと、これだけ山経験の多い人達の中でも、なぜか未踏のままとなってしまう筑波山。何となくのイメージから敬遠されてしまうのか、近いからいつでも行けると思われているのか、行っていない人が多い不思議な山です。


今回のスタートは、筑波山神社のバス停から
筑波山といえばガマ、ということで電話ボックスの上からガマさんがお出迎え


経験者ということで奇しくも先頭にさせられましたが
しょっぱなから登山口へのルートを間違えて、いきなりダメ出しの嵐


なかなか狛犬が揃っている筑波山神社
ちょっとカクカクした狛犬が多いのが特徴です


境内の黄葉はなかなかいい感じでした


筑波山神社は、縁結びの神様
本来の目的を忘れて、本気でお祈りする人多数


山頂鞍部の御幸ヶ原までは、2kmちょっとの90分コース


ケーブルカーに向かう道を逸れて、登山道入口に向かいます


と思ったもののケーブルカー乗場の付近では、こんな紅葉が見られましたのでコースアウト


登ったことの無い人達は、もっと楽な登りをイメージしていたようですが
岩場の多い、結構歩き甲斐のある登りコースです


とはいえ、2kmのコースですからそんなに苦労もしないで距離を稼げます
しかし、思っていた以上に暑いのが難点、誰もが汗だくに


途中まではケーブルカーを併走するようなコース
線路が見える場所では、来ないかなぁとシャッターチャンスを待ってみます


ケーブルカーに別れを告げると、男女川に到着
柄杓があるように、この水は飲むことが出来ます
ただ、この一杯のためにな面々は、出来る限り我慢しているようです


ラストは山頂までの階段が続きます、筑波山という名前と標高をなめたらいけません
これでへばってしまうメンバーはおりませんが、とにかく暑い!


登山口スタートから1時間15分、ようやく山頂付近に到着です
はじめて来たメンバーは、その賑やかさにちょっとビックリ


早々にお酒を飲みたいメンバーからは、男体山は省略?という案も出されるものの
折角なので行っておこうとそのまま男体山へ


後で考えると、こちらの方が人も少なかったので、ゆっくり写真も撮影できました


再び御幸ヶ原に戻ると、ガスガスが勢力を増しておりました
我々は、ビールを買うかどうかを真剣に検討中・・・


女体山に行った後、再び戻ってくる計画をたてて、いよいよ山頂を目指します


筑波山のシンボルともいえるフォルムをもったガマ石

「自分の幸せを得るためには、誰かの幸せを蹴落とさなければいけない」と哲学的なことを言う人もいれば
「全員を代表してお願いします」というプレッシャーに負けた人もいれば
「お金持ちになれるの?!」という言葉に執念を燃やして、一撃で仕留めた人もいました


山頂手前でロープウェイと合流・・・と聞いていましたが、ここまでとは・・・
シーズンなのか、いつも通りなのか、あまり見たことの無い山頂手前の風景に一同唖然


山ヤ姿がマイノリティとなる百名山
こちらの姿が何だか違和感あるように感じてしまいます


そして、筑波山山頂到着
男体山の姿もガスの中から何とか見ることが出来ました


いつもは下界と遠くの山々が一望できる山頂ですが
今回は一瞬だけ我々に微笑んでくれました


御幸ヶ原に戻って食事とお酒を堪能した後
交通機関で下山したがる面々を引きとめ、下山コースを進みます


天気予報は午後から悪くなるとのことでしたので
どんどん深くなるガスがとても気がかり


そのもの見てズバリの大仏石


岩の隙間を通っていく北斗岩


表面はどうなんだ?と疑問符一杯の裏面大黒岩


二艘の船の形に見えますかね? 出船入船


「未来の嫁のために」と某小屋主が妄想男気を発揮した 母の胎内くぐり


夫婦和合にみんなが乗り気で訪れた 高天原


そして、ラストの奇岩スポット 弁慶七戻り
意外に皆さんにも楽しんでいただけたようです


そして、弁慶七戻りを抜けた先の巨木に目を奪われました


弁慶茶屋跡では紅葉が見られました
※ 弁慶茶屋は、2006年3月に廃業していました、力餅もう食べられないんですね・・・


いつもは車のため、誰も歩いていないということで、帰りはつつじヶ丘へのコースを選択(1km)
展望が開けたコースなので、晴れた日には楽しく歩けそう(この日は、雨が降ってきましたが)


達成の余韻か、お酒の効果か、ゆっくりとした下山となりました
(山頂分岐より1時間10分)


気が付けば楽しい時間もあっという間、つつじヶ丘に到着です


カエルさん、楽しい時間をありがとう



<おしまい>

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33 コメント

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賑やかだねぇ~! (河童)
2008-11-17 07:50:19
四国ではあり得ない風景に感動しています。

しかし、旗握って来たのに、まだ誰も来ていない・・。

しめしめ・・・ (笑)
あれ? (heppoco隊長)
2008-11-17 09:14:16
ネコさんのブログに来たつもりが・・・間違えたかな
お邪魔しました。
祈念! (トシちゃん)
2008-11-17 09:47:54
>筑波山神社は、縁結びの神様
本来の目的を忘れて、本気でお祈りする人多数

エッ! 多数?
ねこさんだけが1000%モードで‥‥。

自分は下からは登っていないので
楽しませて頂きました。
観光登山 (かいねこ)
2008-11-17 11:01:47
>河童さん

イメージとしては、山な感じがしていたのですが、高尾山級の賑やかさに自分もビックリしました。
やはり、紅葉の季節だからでしょうか。これだけの一般人に囲まれると我々が異文化のようで、何だか変な感じでした。
ただ、あまりにも違和感がある集団だったようで、誰も近付いてきませんでしたが(笑)。
間違えていませんよ (かいねこ)
2008-11-17 11:10:07
>隊長さん

(心の中で)リニューアルしたこのブログにもそろそろ慣れて頂かないと(笑)。ご一緒したのですから、間違っていませんよね~。
筑波山のコース (かいねこ)
2008-11-17 11:16:27
>トシちゃん

トシちゃんは、交通機関でしたか。自分も全部把握していませんが、バリエーション豊かな道がなんとまだまだ沢山あるそうでして、高尾山級の楽しさをもっているとか。なんといっても北から攻めるのが筑波山通ですから、いつかお試し下さいませ。今回のは、一番一般的なコースですが、筑波山神社に帰るよりオススメです!

今回は、祈念する人が特に多かったとか(笑)。
筑波愛 (まきくま@まゆまきぽこ)
2008-11-17 11:36:44
ねこさんは、山に愛があるよねー
とーっても行ってみたくなりました。でも、ここ一人で行くよりだれかと、仲良くおしゃべりしながら行く山だね。
↑いぢめではないっ
筑波愛2 (えいじ@会社)
2008-11-17 12:38:29
私の生まれ故郷の山です。
10回ぐらいは登ったかな!!と自慢してみました。
茨城県ではかなり有名な観光地のひとつです。
いつもより人は多いようですね。
宴会のレポートは次ですか?
まきまゆぽこ (かいねこ@低山愛)
2008-11-17 12:52:37
>まきくまさん

そういえば、先日、ついに噂のお笑いトリオが集結したのですね(笑)。面白い記事に出来たのに、しまった、写真を取り忘れてる…。

今回、まきくまさんの行動に参加した全員が感動しました。何せ、飲めないのに来るなんてありえない、ありえないと(笑)。よっぽど祝福したかったのだと、まきくま愛をひしひしと感じました。お疲れ様でした。
二桁登山 (かいねこ)
2008-11-17 13:07:38
>えいじさん

えいじさんに次いで二人もこんな短期間に達成となるとは、めでたいですね。
自分は、慣れ親しんだ山が無いので、そういった気軽な山があるのは羨ましいです。さぞかし思い入れも深いのでしょうね。100山後の登山に久しぶりにいかがですか?

詳細編は、やはり本家が書いてからにしないと失礼ですから、しばらく様子見です(笑)。また、ゆき様の名言がメインになりそうなのがちょいと心配。ふふふっ。

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