クスリのアオキホールディングス(東証1部)のプレスリリース。
2022 年5月期第1四半期決算発表を延期するとのことです。
「2022 年5月期第1四半期決算(2021 年 5 月 21 日~2021 年 8 月 20 日)に係る決算業務期間中において、9月下旬において当社グループの経理システムに不具合が発生し、試算表の貸借不一致の状態となりました。試算表の貸借不一致は現在システム会社の協力を得て解消しておりますが、システム会社が行った対応を含め、試算表が正しいか検証手続が必要となりその作業中です。
当該事象により、監査法人による監査により当社の財務諸表または連結財務諸表に重要な虚偽の表示が生じる可能性のある誤謬が生じるおそれがあり、監査法人による追加的な監査手続が必要になりました。」
今時の経理システムで貸借が不一致というのは、ちょっとめずらしいかもしれません。現時点では解消されているとのことですが、不一致の原因や、どうやって解消したのかは、チェックしないといけないのでしょう。
2022 年5月期第1四半期報告書の提出期限延長に係る承認申請書提出のお知らせ(PDFファイル)
四半期報告書の提出期限も、1か月延長し、11月4日とするよう承認申請を出したそうです。「決算業務が確定せず、第1四半期報告書の提出期限までに監査法人による四半期レビューが完了できない状況」とのことです。
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