lilyalley*路地裏で逢いましょう

心地よい暮らしを夢みながら
ふわふわゆらゆら揺蕩(たゆた)う日々の記録
(lilyゆりalley路地)

PERFECT DAYS

2024年03月09日 | one day

 

 

 

 

少し前のこと

今年に入って初めて見た映画

 

 

 

 

 

 

過去と現在に微笑みながら

同時に泣きたくなるような映画

 

 

 



 

 

  

彼の一日は規則正しい

そして几帳面で丁寧だ

それはどこか僧を思わせる

 

 

彼はアナログを生きる

ささやかな習慣を愛し

彼の一日がまた始まる

 

 

 

 

 

 

彼は毎晩古本を読む

カセットテープで音楽を聴き

フィルムカメラで木漏れ日を撮る

 

 

清掃の仕事が終われば

彼は開いたばかりの銭湯に行く

 

 

いつもの居酒屋で一杯飲んで

簡単な夕食を済ませたら

あとは眠るまで本を読んでいる

 

 

彼は時折他者によって揺らぐ

風に揺れる樹々のように

けれども彼の一日はまた始まる

 

 

 

 

 

 

夜が来て朝が来て

夜明けの空に微笑んで

彼の一日が繰り返される

 

 

それはちょうど劇中に流れる

ニーナ・シモンのあの歌のように

 

 

It's a new dawn

it's a new day

it's a new life for me

and I'm feeling good

 

 

 

 

 

 

 

映像も音楽もとても美しいです。

音楽は60〜70年代のものばかりで、

初めて聴く曲がほとんどでした。

 

 

それがもうなんだかエモいの♡

(エモい、の使い方合ってるかな^^)

ちなみに選曲は全てヴェンダース監督ご自身だそうです。

 

 

主人公平山の職業はトイレの清掃員。

著名な建築家たちがデザインしたという、

渋谷のステキなトイレも色々見られますよ^^

 

 

 

 

 

 

すいもあまいも、じゃないけれど。

過去も現在も、ちゃんとある。

そういう大人のみなさんにおすすめしたい映画。

 

 

 

 

あいかわらずの不定期更新ですみません。

いつもはそんなことないのですが、

最近ちょっとバタバタしていました。

毎日のようにお立ち寄りくださる方もいらして、

心から感謝しています。

いつもありがとうございます。

 

 

コメントお休みしています

いつも応援ありがとうございます

 lilyalley 🩵✨

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