今年の夏はビールが美味しいぞ
アイス太りは確実(┯_┯)
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暑い夏を楽しんでますか?
残暑にバテバテの方
お見舞い申し上げます
*:・'゜☆。.:*:・'゜★゜'・:*:.。.:*:・'゜:*♪
ワラ人形だらけの壁を慎重に進む奈津子達5人
やがて、わら人形の壁が終わり洞窟がふた手に分かれた場所に出た
狭い洞窟とどでかい穴の洞窟
『金塊を隠すとしたら狭い方よね?』
『そう見せかけて大きい方かも』
どうやって調べる?両方に入ってみなくっちゃ
けど、ふた手に分かれるのはマズイわ
みんな一緒に行動しなくては
まずは狭い方から行きましょう
好奇心の塊
狭い洞窟と言うかトンネル
ゆっくりと手を繋ぎ進む
少し曲がりくねっているが段々と幅が大きくなり
やがて、ちょっとした広場に出た
ここは何?いったいどうなってるの?
広場の真ん中
『女王蜂でもいそうね』
広場な空間
気づけば蜂の巣状態の 無数の穴
自分達が出てきた穴はどれ?
自分達の出てきたトンネルの穴が分からない
無数の穴の、どれ?
自分達の足元を照らして見た
廊下のような岩
せめて砂利か砂だったら足跡が残ってるのに
『だれか印つけてない?』
下を向いて大粒の涙をこぼした留美子が
『誰も出てこれない蜂の巣山』
ポツリと言った
『ここで諦めちゃ駄目だって、出てきた穴を探そう』
しかし広場な空間の回りは穴だらけ
『みんな同じに見えるよ』
そんな風に思っちゃ駄目
強い口調で奈津子は励まし、1つ1つの
穴という穴を
覗き始めた
広場な空間の隅っこにヒカリゴケが発生していた
ヒカリゴケを手に取って
待ち合わせの時間はとっくに過ぎている
捜索隊が来てくれるかもしれない
別々な行動をとってる宿泊客が探しにくるかも
必死に仲間を励まし
皆の手に持たせて
私達が出た穴は中が広かったよね
狭い穴だと思ったら入り口に印としてコレを付けて
さっ、ぐずく゛ずしていないで取り掛かりましょう
5人は一斉に穴を覗き狭いトンネルに
ヒカリゴケを付けて回った
どれだけ時間が掛かったのか?
クタクタになりながら汗だくになりながら
自分達の出て来た穴を探す努力をした
その結果、ヒカリゴケの付かない穴は
2箇所だけだ
『うん、こんな感じのトンネルだったよね』
『どっちだろう?』
この穴の入り口の違いは広場な空間との高低差
通って来たトンネルから広場の空間に出た時高低差は無かったよね
この穴はどっちも多少だけど高いよ
でも右の穴よりは左のトンネルの方が低いし
記憶違いかも、きっと左の穴だよ
今度はヒカリゴケで印を付けながら
進んでみようよ
『じゃあ行くよ』
5人は再びトンネルの内部に入って進み始めた
クネクネ曲がっているのは通ってきたトンネルと 同じ
しかし何かが違う
『戻りましょう』
奈津子の言葉に皆は来た道を戻った
広場な空間に戻った5人
戻ったはずの空間
なのに
さっきとまた違う地面に無数の穴のある空間
こんなに沢山の穴って自然に出来るの?
ちょっと見て、この穴はスコップで掘った穴だよ
穴の周りには沢山の人間の足跡
何十人という人が、ここで穴を掘った?
一箇所の横穴の洞窟に出入りしている足跡
金塊を探して沢山の人が入った穴だよ
助かった、きっと出口よ
足跡が消えたトンネルに入った
明らかに何度も出入りしてるトンネル
どこかの鉱山跡のような電球もある
この線を伝って行けば外だよ
暫く進んだらトンネルは行き止まり
次は縦穴になっている、 丁寧にはしご付き
5人は慎重に登った
上にはドアらしきものがあるが塞いである
奈津子は力を込めて押した
そのドアは簡単に開いた
やった~外に出た
しかし、そこは何と、そんな~馬鹿な
奈津子達5人が出た場所
民宿の老夫婦の寝室?
窓から見える風景に見覚えがある
これっていったい
外には懐中電灯を持った村人が集まってた
自分達を探す為に集まったの?
何が何だか分からぬまま外に出た
それを見た老夫婦が悲鳴をあげた
ビックリしたのは奈津子達の方
老夫婦は
『何故そこから?』
こっちが聞きたいセリフ
蜂の巣山の洞窟を迷っていたら、ここに
すると村長が慌てて
『さっさ、疲れているからこっちへ』
出てきた老夫婦の寝室な物置へ
村長が奈津子達を捜索する為に集まった村人に
『無事に戻ったので解散します』
鋭い視線を投げつけて村人は帰って行った
『いったいどうして?』
蜂の巣山と物置が繋がってる
o(^◇^)/~ ばいちゃ~♪
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