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山本博文・逢坂剛・宮部みゆき「江戸学講座」

2018年11月17日 | 教養・学習本

 

 

 

新潮文庫
2014年11月 発行
239頁

 

第一章     奥女中は憧れの職業

第二章     現代顔負けの就職戦争

第三章     大名・旗本の出世競争

第四章     勤番武士の日常生活

第五章     八百八町の犯罪白書

第六章     明暦の大火-その時江戸は

第七章     安政の大地震-その時江戸は

第八章     武士の転勤・公務出張

第九章     お伊勢参りは一生に一度

第十章     鎖国の意外な実態

 

タイトル通り
江戸学講座でした!

 

巻末に載っている【各テーマがよくわかる本】も読んだらパーフェクト江戸通になれそうです

 

133頁に載っている町奉行所の組織(18世紀後半)をみると
岡っ引き=銭形平次
定町廻り同心=藤沢周平「霧の果て」の神谷玄次郎、あさのあつこ「弥勒の月」シリーズの小暮信次郎
などは身分は低いですが現場の人間を主人公に置いているのがよくわかります
辻堂魁「風の市兵衛」の主人公は目付の息子、高田郁「みおつくし」で澪が思いを寄せる小松原は実は膳奉行
身分を偽らないと市井の人々には溶け込めず物語にはなりませんネ

 


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