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勝手にHDD起動に戻り、Windows 11になった。わけわかめ

 SSD起動にしてあったパソコンが、Wndows 10のアッブデートをしたらHDD起動に戻り、その後Windows 11に勝手にアップクレードされてSSD起動に戻った。もう訳が分からない。


Window Updateの更新の履歴

 説明の都合上、まず最初に私のパソコンのWindow Updateの更新の履歴を載せておく。



 今年1月24日のWindows 10 21H2のアップデートした後、2月10日(正確には実行したのは深夜で11日になっていた)に次のアップデートしたらおかしくなった。


勝手にHDD起動に戻っていた

 このパソコンは、昨年の5月下旬に少し苦労してM.2 SSDを増設して起動ドライブにしていたM.2 SSDはマザーボードの専用スロットに取り付けただけなので、元の内蔵HDDは残っている。そこにあった元々のCドライブは万一の時のために別ドライブとして残し、HDDの大半はDドライブに割り当てユーザーデータ用にしている。正常状態では以下のドライブ構成になっている。




 2月10日にアップデートの通知が出ていたので、いつものごとくユーザファイル類のバックアップを最新化した後、「更新してシャットダウン」を選んで寝た。

 夜中にトレイに起きたり、猫がエサが欲しくて起こしに来た時もまだ動いていた。今回はずいぶん長いなと思いながら寝て、朝起きたらスタンバイ状態になっていた。シャットダウンしてない時点で何かあったのだろうと思った。

 それでスタンバイから復帰させてみると、少し時間が掛かったが無事に立ち上がった。しかし、何か変だなと確認してみると、HDDに残してあった元のCドライブから起動していた(まだWindows 10のまま)。この時、M.2 SSDは別ドライブとして見えていたので、故障したのでHDDからの起動に切り替わった訳でもなかった。

 通常のユーザデータ類はDドライブにあるので問題ないが、OneDriveのドキュメント等はCドライブにあるのが前提だし、色んな設定がSSD化後の環境に合わせてあった

 Thunderbirdは設定やメールの情報をOneDriveを使って自動的にバックアップするようにしていた。HDD起動の環境だと設定は古いままだ。Thunderbirdを立ち上げてみると、SSD化前までのメールと新たに読み込んだメールしかなく、途中の期間のメールがなくなっていた。メールボックスの中身はSSDの方に残っているので戻せるだろうと思ったが、面倒そうだ。

 また、パソコン上の付箋(Sticky Notes)のメモもSSD化前の内容に戻っていた。これもデータの在り処は分かっているので、戻そうと思えば戻せる。しかし、そもそもHDD起動の環境で最新化しても意味がないのでM.2 SSD起動に戻そうとした。


M.2 SSDが起動デバイスとして表示されない

 再起動してF2キーを押してファームの設定画面を出した。M.2 SSDはデバイスとしては問題なく認識されていた。しかし、Bootの優先順位の設定の中には出てこなかった。優先順位の1番目は内蔵HDDになっていて、この設定だとHHD起動になって当然だ。

 周辺デバイスとしてM.2 SSDはHDDの一つとして認識されていた。しかし、起動デバイスの選択肢としてM.2 SSDは出てこないし、HDDの中の選択肢にもなかった。ただ、内蔵HDDの次にWindows Boot Mangerという選択肢があった。

 以前、M.2 SSDに換装した際のBootの優先順位のところをどうしていたかの記憶がない。特に問題なく普通に指定できたからだと思う。その時の備忘録として書いていた記事にも情報を残してなかった。そのため、とりあえずやってみようとWindows Boot Mangerの優先順位を内蔵HDDよりも上げ、Save & Exitした。


WIndows 11が勝手にインストールされ、SSD起動に戻った

 起動を始めたら、なぜか再度Wondowsの更新プログラムが走りだした。やはり時間が掛かっていた。しばらく放置しておいたら、今度はシャットダウンしていた。

 改めて起動すると無事に立ち上がり、サインインすると少々時間が掛かったが最初の画面が出た。しかし、画面のイメージが今までとだいぶ違う。もしやと思って確認すると、Windows 11 22H2にアップグレードされていた。

 しかも驚いたことに、今度はSSDから起動していた。その状態が上で示したドライブ構成だ。パソコンの知識は多少ある方だと思っているが、ここまでくると、もう訳が分からなかった。

 最近、Windows 11が裏で勝手にダウンロードされていたのは知っていた。しかし、 Windows 11へのアップグレードができる旨の表示が出た時、Windows 10の使用を継続する選択をしていた。一旦HDD起動に戻った際、その設定がはずれたのかもしれない。それでも勝手にHDD起動になったり、SSD起動に戻ったりと理解不能だ。

 改めてネットで確認してみると、1月下旬からWindows 11 22H2への自動更新が開始されており、それに巻き込まれたらしい。思わぬ事態になった方が他にもいるかもしれない。



WIndows 11を使い続けることにした

 Thunderbirdを起動してみると、当然のことながらメーボックスの中身等は元に戻り、最新状態になった。Sticky Notesも最新のメモの内容に戻った。その後、普通に使ってみたが、使い勝手は多少違うものの動作に問題はなかった

 Windows 11 22H2関連の更新プログラムも適用してみた(上の更新の履歴の状態)。10日以内ならWindows 10に戻すことはできるが、勝手にHDD起動に戻ったりする事象が再現する可能性も高そうだ。今のところ問題はなさそうなので、このまま使い続けるしかない。

 そう観念して32GBのUSBメモリに回復ドライブを作成した。USBメモリもパソコンのUSBポートもUSB3.0に対応していたが、2時間以上かかったと思う。コントロールパネルへの行き方も変わっていたのでネットで調べ、すぐ行けるようにタスクバーにピン留めした。

 また、昨夜、寝る前にバックアップと復元をセットし、Cドライブ全体のイメージバックアップも外付けHDDに取っておいた。Windows 10時代の分が消えないように元の分のフォルダ名「WindowsImageBackup」 は変えておいた。


 今回、訳が分からない事態となったが、最初に思ったほど手間はかからなかった。結局、Windows 11を使うことになってしまったが、いつかは使い始めないといけないと思っていたので、ちょうどよかったと考えている。


【当日、追記分】

 ディスクの管理でHDD(ディスク 0)、SSD(ディスク 1)を見てみると、以前はなかった回復パーティションがSSDの方に作られていた。Window 11インストールの際に自動的に作られたようだ。


 Windows 11のアップデートがあると回復パーティションに新たな情報が加えられるので、昨日作成した回復ドライブと内容が一致しているのは今だけだ。また、定期的にイメージバックアップを取っているなら削除してしまっても問題ないと思うが、バックアップのタイミングがずれたり間が空いてしまったりすることも多いので、今後は残しておくことにした。


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