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2021年前半に観た邦画

 2021年前半にプライム・ビデオで観た邦画の簡単な感想のメモ。


 出所:アマゾン・プライム・ビデオのサムネイル画像


ザ・ファブル

 2019年。少しだけコメディが入ったアクション映画。原作のコミックは読んでない。冒頭の変な説明付きの派手な殺戮シーンは主人公のすごさを見せるためだったのだろうが、なんか取って付けたような感じ。最後の方のアクションシーンは殺さないという条件を課しているせいもあるのだろうが、迫力とか緊迫感があまりなく長い割には今一つ。まずまずは楽しめたが、アマゾンでの評価が高い割には中途半端な感じだった。


サムライマラソン

 2019年。よくある時代劇のコメディかと思って観始めたら違っていた。基本ストーリーが分からない訳ではないが、展開がちょっとひどい。また、馬で先に行ったはずが走った人間が先回りしているとか、撃たれて怪我している姫様が普通に延々と走ってるとか、殿様が人質状態なのに遠足(とおあし)のゴールを皆で完成を上げて待ってるとか、訳が分からないことも多過ぎた。観るんじゃなかった、というのが正直な感想だ。


空母いぶき

 2019年。かわぐちかいじのコミックが原作。昔『沈黙の艦隊』は読んだが、こちらは未読。テーマの中心は「専守防衛」による自衛の問題だと思う。架空の国家(原作を改変)からの突然の侵略と戦闘が緊迫感をもって描かれていて見応えがあった。ただ、戦闘における自衛隊側のあまりのぬるさとか政府の対応が気になるが、現実にはそうなってしまうのかもしれない。漁船団が来て侵略開始とか、ある意味リアル過ぎで、いざとなったらどうするのか日本政府は予め色々想定済みであってほしいと思ってしまう。あと、戦闘が終わり、決着がついてからがちょっと無駄に長い感じもした。


隠し剣 鬼の爪

 2004年。タイトルから派手な時代劇かと思ったら、よくできた本格的な時代劇であり、純愛の物語でもあった。余計なシーンかと思っていたところもちゃんと繋がったストーリーになり、タイトルも活かされていた。藤沢周平の原作がよくできていて、さらに山田洋二監督が見事に仕上げたのだろう。少し話の展開が強引な感じがするところもあったが、映画の時間に収めるためかな。観て損はない。アマゾンでの評価が高いのもうなづける。


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