Sweet pea

何気ない日々・・・だけど毎日が発見
そんな日々の出来事をゆるゆると

コウノドリ

2017-11-18 | 日記
今期のドラマで見ているのは
金曜日のコウノドリと日曜日の陸王

コウノドリの原作はヒューマン医療漫画

命の原点である産科医療の現場が
舞台になっている

毎週色々な問題が起こり子供を産むということの
大変さを実感する


はるか数十年前の自分の出産を思い出しても
1人目は12時間分娩台の上で唸っていた

2人目はとことん家で我慢していたら
病院について15分ほどで生まれてしまった

3人目は適当な時間に行ったら一時間足らずで
生まれたものの、臍の緒が巻いていて
産声をあげず・・・

3人三様の出産だった

それでもなんとか無事に生まれてくれて
すっかりオジサンになってしまった

先週放映された話の中で死産になった
赤ちゃんを連れて帰る両親に病院の玄関で
先生や看護師さんが退院おめでとうございます
と、送り出すシーンがあって
1人の研修医が
「亡くなっても玄関から送り出すんですね」
と言うセリフがあった

「ご両親の希望だからね」
と言う返答があった

そのシーンを見た時に昨年末に
母が亡くなった時のことを思い出した

綺麗にお化粧もしてもらった母は
ストレッチャーに寝かされ
夜だったこともあるけれど
全く別の場所にあるエレベーターで階下に降り
暗い外廊下を通って
葬儀社のお迎えの車に乗った

入院した時も亡くなった時も担当の看護師さんは
同じ方で、その方が一緒に歩いて下さった

人は色んな状況のもとで命を受け
そしてその一生を閉じる

さらりと見るドラマもあるけれど
このドラマは色々な気づきを与えてくれて
毎週楽しみにしている
 
私には7歳違いの弟が一人いるが
弟が生まれる1年前に妹が生まれた
でも生を受けて三日目に
その短い命を閉じた
 
そんなことを思い出しながら
昨夜は久しぶりに母と会話したような
そんな気がした夜だった


母のスケッチ
コメント (8)
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