BAR pulito mese

北の街札幌でpulito meseという
お店を営むママの奮闘BLOGです!!
笑ったり泣いたり怒ったり^^:

これもすべて同じ一日・・・。

2005年04月15日 | ♪^^銀色夏生
雨は花束 気まぐれは あなたも同じ


僕たちは
歩いて 迷って たどりつく

そこは
白いものが点差する所
雨が霧になる所

こんなところへ来てしまうと
もう何もかも
どうでもよくなるよね


しゃがみこんで足もとをみつめる
草の葉に水滴がくっついてる
立ち上がって遠くをみつめる
ここからみえるいちばん遠く
霧よりも空よりも できるだけ遠く

その二つの動作の間で僕が
よろけたりする

あなたを愛するという事は

つまりそんなことだろう

銀色 夏生。



「憂鬱の階段」


てんてんを辿ってゆくと深い森へでたのです。
その森がひらけたところ。
わたしたちは、泣いて笑って、どうしても
つらいというのでした。
きいろい。なのはなはきいろい。
あのヒトは、きいろのあいまをくつで飛んでゆき、
初恋の詩をうたいます。
そのむこうをふちどるのは、
レースのような、木なのでしょう。
わたくしたちは、それでも、
やはり、これからも生きてゆくと思うのです。
生きてゆこうと思うのです。

銀色 夏生。


「思い出の飛行船」

あなたはずっと考えていましたね。
海へ行っても、悲しくて。

砂にあとをつけたのは、ことり。

りんどうの空。
素肌に無機質な口づけ。
羽を広げた鳥たちは、目の下を飛び交います。

さよならが今日でした。

銀色 夏生。




ただ黙ってみつめあうことの奇跡・・・。

それから という嘘・・・。

もう二度と迷わないという約束・・・。

それなら という嘘・・・。

けしてあなたを忘れないという確信・・・。

さよなら という嘘・・・。

銀色 夏生。