のらさんのうだうだ日和

ドラマ・映画の視聴率情報中心

「ハリー・ポッター」の話

2005年12月02日 15時07分55秒 | 洋画
世界中の子供達を虜にした「ハリー・ポッター」が映画化されて既に4作目。
ハリー・ポッターと炎のゴブレット」が上映開始され、テレビでは過去のシリースの順次放送を行なっています。私も最近になってDVDを見直している所なんです。

ハリー・ポッターと賢者の石 【UMD】 NFP-74952
ハリー・ポッターと賢者の石 【UMD】 NFP-74952

「ハリー・ポッター」シリーズ1作目は、「ハリー・ポッターと賢者の石」、夢の魔法世界を我々に映像として見せてくれました。
その映像には当然ながらCGがふんだんに使われています。壁に掛かった肖像画の人物が動き、幽霊は飛び交い、帽子は喋り…。
魔法学校ホグワーツの中はビックリ箱です。

普通の人間の中で育ったハリー(ダニエル・ラドクリフ)と共に視聴者は魔法世界のルールを学んで行いきます。
決して家は裕福ではないものの両親兄妹とも魔法使いの家に育ったロン・ウィズリー(ルパート・グリント)や両親は普通の人間だが魔法の能力に長けたハーマイオニー・グレンジャー(エマ・ワトソン)とはいつも一緒に居る仲の良い友達。
ハリーに敵意を持つドラコ・マルフォイ(トム・フェルドン)、いつも助けてくれるハグリッド、ダンブルドア校長など他の登場人物達もとても個性豊かです。
大人から子供まで楽しめる魔法ファンタジーストーリーに仕上げてくれています。

ただ一つ気に入らない所があるとすれば、大型のモンスター達のCGがデザイン、動きともチャチに見える。
これはその当時に置いては、CGの技術の問題や予算の関係上やむをえないのかも知れない。しかし残念な部分です。

評価(80点):


ハリー・ポッターと秘密の部屋 【UMD】 NFP-74953
ハリー・ポッターと秘密の部屋 【UMD】 NFP-74953

第2作目の「ハリー・ポッターと秘密の部屋」では、ハリーたちは、2年生になっています。
魔法学校ボグワーツの中で事件が起き、ハリー達は、犯人と校内のどこかにあると言う秘密の部屋を探します。

観た感想ですが、とにかく長い!収録時間161分。最初観た時には、途中で「あれ、これっていつ終わるの?」と収録時間を確認した程です。(ロード・オブ・ザ・リングなんかよりは全然短いんだけどね!)

ハリー、ロン、エマが大きくなっています。賢者の石では本当に子供子供していたのが、ちょっと生意気に見えて…。子供の成長は早い!
(先生たち大人が前と変わらずってのが嬉しく思える程ですね。)

1作目より確実にCGが良くなっています。ただ、比例して話の方は小休止しているように思えました。

評価(60点):


ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 【UMD】 NFP-74954
ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 【UMD】 NFP-74954

第3作目は「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」
監督がアルフォンソ・キュアロンに変わっています。1・2作目よりサスペンス色の濃い作品になっています。

ハリー達、ボグワーツの生徒が皆大きくなっています。我々からみれば前の作品までの子供のイメージがあるので、「うわっ!気持ち悪!」と正直思いました。
(見慣れれば何て事ないんですけど。)
ハリーやロンは確実に少年になっています。
そしてこの作品の影の主人公であるハーマイオニーが綺麗になっているんですよ!
まだ、最新作の炎のゴブレットは観ていないので断言はできませんが、西洋人はこれ以上成長するとホリが深くなって、濃い顔になってしまうのでハーマイオニー(エマ・ワトソン)はこの作品が一番綺麗に見える映画ではないかと感じました。

ストーリーの方もとても面白かったです。「ハリー・ポッター」健在を観た感じがしますね。

評価(80点):


追記:私は人の多い所が嫌いなので、この「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」もDVDが出てから観る事になるでしょう。もう今から、早く出ないかなと心待ち状態です。
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「スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐」の話

2005年11月28日 17時20分13秒 | 洋画
スター・ウォーズ エピソードIII シスの復讐を観ました。

スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 FXBA-29309
スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐 FXBA-29309

あらすじ
師匠オビ=ワン・ケノービを凌ぐほどの剣術を持つに到ったアナキンは、ある日愛するパドメが死ぬ予知夢を見る。パドメを死の運命から救う為、アナキンはジェダイを裏切り暗黒面へと落ちてゆく。


製作総指揮のジョージ・ルーカスの言葉を信ずるならば、本作品が事実上のラストである。(細かい話はあるそうだが…)
アナキンがダースベイダーとなる過程を描いた話。これでエピソードⅠからⅥまでが繋がり壮大な宇宙叙事詩が誕生したことになる。

見所はアナキンが暗黒面に落ち、その報いともいうべき傷を負う所である。とても凄惨なシーン。それが後の話へと受け継がれる重要な場面。

ジョージ・ルーカスはもう一度Ⅰ~Ⅵを見直せば、悪の権化だったダースベイダーのイメージが変わるだろうと言っている。彼の心の中に潜んだ思いがいずれフォースに秩序をもたらす、「選ばれ者」の使命を見事に遂げる事となる。

だが、やはり「スター・ウォーズ」はエピソードⅣからの旧作(エピソードⅣ~Ⅵ)を見て、エピソードⅠ~Ⅲを観るべきなのでは・・・。

ただ、大きな叙事詩としては重大な意味を持つこの作品も単体としてみると疑問符が付く。
比較的前評判が良かったので期待しすぎたせいもあるだろうが、思う通りのストーリー展開で終わってしまった!
かつてルークにダースベイダーが父親である事を告げた時ほどの衝撃は無い。ここまで言うのも期待が大きかったせい。

しかしまあ、映像はキレイだし、アクションシーン満載で充分楽しませてもらいました。

最後に言いたい「スター・ウォーズ」万歳!ありがとう!

評価(70点): 我ながら辛口だね!

追記:わがままを言うとすれば、ハン・ソロの話が見てみたい!いいじゃん、年をとったハン・ソロだって・・・!

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「スター・ウォーズ エピソード」の話
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「宇宙戦争」の話

2005年11月24日 14時48分25秒 | 洋画
スティーブン・スピルバーグ監督の宇宙戦争を観ました。

宇宙戦争 PPA-111158
宇宙戦争 PPA-111158

あらすじ

港で働くレイ(トム・クルーズ)の家に、別れた妻に引き取られた息子ロビーと娘レイチェルがやって来る。テレビでは異常な雷で被害が出ているといったニュースが流れ、やがでレイの家の周りにも雲が渦巻き何発もの雷が立て続けに落ちる。そして雷が落ちた場所ではトライポッドと呼ばれる巨大な殺人機械が地中から出てきて動き出した。

H.G.ウェルズ原作のSFの古典をスティーブン・スピルバーグが現代に蘇らせました。が、この作品はSFというよりもパニックムービーといった方が適切です。

かなり早い段階からトライポッドが姿を表し、最後までそれが続きます。トライポッドはビームで人を蒸発させ、あるいは人の血液を吸い摂っていきます。現代兵器は周りに張られたバリアによってトライポッド本体までは届かず人類には成す術がありません。人々は混乱し、パニックを起こしそれがまた混乱に拍車をかける。トライポッド出現時に起きる雷は電化製品を使用不能とし、四面楚歌の状態で人々は安全な場所を探して歩いて避難する事を余儀なくされます。

ホラーやサスペンスといった要素も入っているように感じますね。
映像は綺麗でエキストラが沢山出てくる所(様々な場面で)や墜落した飛行機の残骸なんかみると、とてもお金がかかっているという印象を受けます。

ただ全編パニックで終わる。人類の英知によって異星人をやっつける訳でも無ければ、トム・クルーズがかっこ良く異星人と戦う訳でもありません。とにかく逃げる。
映像や音響を楽しむ映画です。(ストーリーを楽しみたい方は別の映画を観ましょう!)

観ている内に何度か”大阪”の地名が出てきます。”大阪”が被害を受けたとか、”大阪”ではトライポッドをやっつけたとか・・・。
本当に”大阪”っていってるのかな?と思い、音声を英語に変え聞いてみると間違いなく”大阪”といっていましたよ。
でも何で大阪なの?スピルバーグは浪花好きなのかな?(私は洋画はその作品によって日本語吹き替えか、日本語字幕かを選びます。この日は眠かったので日本語吹き替えで観てました。)

消化不良!これがこの映画を観た私の素直な感想ですね。

評価(70点):


宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション PPF-111612
宇宙戦争 スペシャル・コレクターズ・エディション PPF-111612

追記:ここの所立て続けに欲しいDVDソフトが出ています。火曜日に新装OPENした横浜のヨドバシカメラ平井堅のベストとスター・ウォーズ エピソード3を買いにいったんですけど、ネットとかで”在庫なし”になっていて探してた邦画を見つけちゃったんです。おかげで1万円以上出て行きました。今年いっぱい結構観たいDVD出るんですよね!どうしよう?!
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「Shall we Dance?」の話

2005年11月08日 10時40分39秒 | 洋画
ハリウッドリメイク版Shall we Dance?のDVDを観ました。

Shall we Dance?(初回生産分のみ限定仕様) TDV-15308D
Shall we Dance?(初回生産分のみ限定仕様) TDV-15308D

日本で映画賞を総なめにした周防正行監督作の「Shall we ダンス?」のハリウッドリメイク作品です。
上映後には社交ダンスブームを起こし数々の賞をとった「Shall we ダンス?」はその存在こそ知っていましたが、社交ダンスがテーマの作品というと、どうも取っ付きにくくて初めて観たのはテレビ放送された時でした。観た感想は「良く出来た映画だな。なるほど社交ダンスブーム起きるわな!」といったものでした。
当時、社交ダンスといえば、おじさん、おばさん達がするリハビリといったイメージしかなく、観てビックリ。姿勢を正し、着飾って、踊る。芸術とスポーツの中間のようなものであると初めて知りました。
また出演者達もスクリーン(私は画面でしたが・・・)を所狭しと踊まくる。役者がうまい!カットが見事である。その完成度は秀逸といって良いものでした。特に最後の花のように踊るダンサー達の集団でのパフォーマンスには拍手を送りたいほどです。

この日本の誇る優れた作品がハリウッド映画化のニュースを知ったのはかなり前の話。それから、うんともすんともリメイクの話は聞かなくなり。何年かたったある日、制作決定!
主演はリチャード・ギア、他にジェニファー・ロペススーザン・サランドン・・・。まあ、揃えました。
ただ、それでも完成度の高い「Shall we ダンス?」をどうやってリメイクしたのか、興味はその1点に絞られていました。

「Shall we Dance?」を観た結論から言うと、良くやったと思うけどオリジナルには劣っている。がんばったんだけどね…。
リメイクはかなり忠実に行なわれたと思います。最後の方が少し異なるだけで後は大筋で一致しています。

劣った所…。まず、主役の存在感。役所広司さんは凄いんですね。リチャード・ギアがいまいちに見えてしまう。

次にダンスですが、キレみたいなものがハリウッド版には無いんですよね。ジェニファー・ロペスの踊りはある意味草刈民代さんを超えています。が、映画の上ではダンサーであって、社交ダンサーというには「?」が付きます。
役所さんとリチャード・ギアでは役所さんの方がうまく思えます。(竹中さんと渡辺えり子さん役のスタンリー・トォッチ、リサ・アン・ウォルターは良く見つけてきました。そっくりです。)

そして最後に唯一変えたラストです。家族主義なのは分かりますが、あの終り方は無いだろうと・・・。
役所さんがイギリスへ旅立つ草刈さんの所へ淡い憧れを持って行くのが良いんでしょうに。奥さんと一緒に行ったら意味わかんないですよ。そしてその後のくるくると花のように回るダンサー達のシーンが無い事にはガッカリしました。
「Shall we ダンス?」を作っているアルタミラピクチャーズは本当に綺麗な画を作る所で「Shall we ダンス?」の一番綺麗なシーンは最後の群集でのダンスシーンだと思っていたので・・・。何故そうしなかったのでしょうか?
しばらくしたらコメンタリーでも、もう一度観てみようかと思っています。

評価(70点):

Shall We ダンス? プレミアム・エディション(初回限定生産) DABA-152
Shall We ダンス? プレミアム・エディション(初回限定生産) DABA-152

追記:「スウィングガールズ」がテレビ放送されていました。次期ドラマも予定もあったのに何かどっかいっちゃったみたいで…?!
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「バットマン ビギンズ」の話

2005年11月04日 13時00分45秒 | 洋画
先週買った、バットマン ビギンズのDVDを昨日観ました。

バットマン ビギンズ(期間限定生産) DL-59415
バットマン ビギンズ(期間限定生産) DL-59415

あらすじ
幼い頃両親が殺された記憶がブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)を苦しめていた。心の恐怖に打ち勝つ為に世界を放浪。ヤミの組織”影の軍団”で心身を鍛えたウェインは腐敗したゴッサムシティを救うべく戻ってきた。

バットマン誕生の物語です。本作のバットマンはリアルでシリアスなバットマンです。(敵もおちゃらけて無いし。)
いままでのバットマンとは違うものでありながら旧シリーズが好きな人にも充分受け入れられる内容となっています。
何よりうれしいのはバットマンが何故にバットマンなのかが全て明らかになるのです。格闘術、強化スーツ、バットマン・カー(凄いよ!!!、地下基地などバットマン自身の秘密はもちろん、ゴッサムシティーについてとか、空に浮かぶ蝙蝠のマークについてまで痒い所にも手が届く程です。

監督さんが「メメント」と同じ人ですね。(私はこの作品については低評価!)

主演のクリスチャン・ベールはどこかで観た人だなと思ったら、「リベリオン-反逆者-」に出ていました。(主演です。)私は観てはいませんが「マシニスト」では約30キロ減量して眠れない男を好演したのは話題になりました。

ただ渡辺謙さんが見たいだけの人はレンタルで借りるか、テレビ放映されるまで待った方が良いでしょう。出演が前半だけなので・・・。

最初から最後まで飽きずに観られる良い作品です。映像もストーリも

評価(80点): 限りなく90点に近い80点です。

追記:最後のシーンは、1作目のティム・バートン監督の「バットマン」に繋がっています。旧作ファンの事もちゃんと考えている所が小憎らしいですね。

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「コンスタンティン」の話

2005年11月01日 15時48分53秒 | 洋画
土日にやっと時間が空いたので、映画コンスタンティンを観ました。

コンスタンティン 特別版(初回生産分のみ限定仕様) DLW-38942
コンスタンティン 特別版(初回生産分のみ限定仕様) DLW-38942

あらすじ
探偵ジョン・コンスタンティン(キアヌ・リーブス)は悪魔や天使といったものを見分ける特殊な能力がある。死後地獄へ行く事が決まっているジョンは人間界にいる悪魔を地獄へ送り返す事で死後天国へ行く事を目論む。


天使や悪魔といった設定の話はとても好きです。
ただ、”ルシファー”や”ガブリエル”といった子供騙し的に安易なのしか登場しませんが…。(追記:ガブリエルは実際にはハーフブリード(半天使・半悪魔)だそうです。天使や悪魔は人間界にいられないそうなので。コメント参照。)
悪魔”パズズ”はこの映画のスタート地点が「エクソシスト」のような高級なホラー映画を作りたいという所からみたいです。(「エクソシスト」の悪魔はこの”パズズ”(又は”パズス”)でした。)

主演のキアヌ・リーブスですが、彼が出ていると全く違う人格・設定なのに何故か「マトリックス」を観ているのと変わらないような気がする。雰囲気がそうさせるのか?

天使の羽が白くないのも何か気になりますね。猛禽類の鷲や鷹をイメージしたみたいです。(メイキングで言っとった!)

地獄のシーンが核爆発直後の熱波にさらされている現実の世界といったイメージで作られているのですが、どうも西洋人の核に対する認識の甘さみたいなものが見えて嫌いです。(あんなもんじゃないでしょう。)

世界観は聖書(キリスト教)に従っています。悪魔が聖水を浴びると苦しんだり、十字架やネックレス一つが魔よけとして通用する所ら辺はほんとに安易です。

ジョンが悪魔と戦う時に使う小道具類は好きです。凝ってます。色とか形とか・・・。

肺がんにかかるヒーローといったものもアメリカらしくなくて良いですね。(原作はアメコミなのに・・・元が脇役だったからかな?)

ネタバレ最後にジョンの相棒の子が羽はやして空に飛んでいきますが、あれは死んで天使になったのでしょうか?それともはなから天使でジョンの近くにいたのでしょうか?”神の御技は人の知る所に無い”ってな事を言っているってのは、やはり神により遣わされたともとれるし、時間も超える存在なのですから死んで天使になるのが予め決まっていた・・・ともとれる・・・ん~わからん!!!

追記:そんなに期待しなかったせいで面白かったです。暇つぶしには充分ですよ。
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「トロイ」の話

2005年08月17日 16時54分49秒 | 洋画
トロイ」でのブラッド・ピットの殺陣はすばらしいと思います。

トロイ 特別版 DL-28411
トロイ 特別版 DL-28411

あらすじ
神話として語られる古代のギリシャの話。トロイの王子パリス(オーランド・ブルーム)はスパルタの王妃ヘレン(ダイアン・クルーガー)に恋をし、そして自国へと連れ帰ってしまう。アガメムノン王(ブライアン・コックス)はギリシャの軍を率いてトロイ討伐へと向う。その中には英雄と謳われる無敵の戦士アキレス(ブラッド・ピット)がいた。パリスの兄でトロイの英雄ヘクトル(エリック・バナ)とアキレスの戦いが始まる。


やはりこの手の作品は手放しで娯楽を楽しむと言う訳にはいかない。でも「アレキサンダー」や「キング・アーサー」に比べるとはるかに面白かった。

トロイの話を良く知らない人はこの作品を観てパリス王子の事を「なんて自分勝手な奴だ」と思うだろう。本来はギリシャ女神の三神であるヘラ、アテナ、アフロディテの争いから始まった話。
アキレスの両親の結婚式に不和の女神エリスを呼ばなかった事から、怒ったエリスは最も美しい女神へと書いた金のリンゴを結婚式に送ります。当然自分が一番だと思っているこの3人の女神はもめます。困ったゼウスはパリス王子に金のリンゴを託しました。ヘラは「世界の覇権」をアテナは「全ての戦いでの勝利」をそしてアフロディテは「世界一の美女」をパリスに約束します。結果パリスは「世界一の美女」であるヘレネ(王妃ヘレン)を手に入れた訳です。
たまたま「世界一の美女」が人妻だったということ。

映画の方はまったく神々や神の力は登場しません。故にバカな王子パリスがより際立って表現されたのです。お兄ちゃん、どうしよう?
映画の主人公アキレスも不死では無く、圧倒的に強い戦士として描かれています。そのアキレスの剣技は見るべきものがあります。ちょっと変わった動きをする。が、それが戦士アキレスの強さをうまく表現しています。殺陣師に拍手を送りたいですね。

ホメロスの「イリアス」が元の話ですが、確かアキレスって長いトロイ戦争の序盤で死んじゃうんですよね!話的には決着ついて良かったと思うのだけども…。

良かったのは、アキレスやヘクトルの殺陣。後はこの手の映画での最大の見所である群集での合戦シーンですね。

評価(70点):
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「スター・ウォーズ エピソード」の話

2005年08月16日 16時15分35秒 | 洋画
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」の評判が良い!夏休みを利用して観に行く人も多いだろう!前作を観た人も観てない人もエピソード1と2を見直してみてはどうでしょう!?

スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス ※再発売 FXBA-22733
スター・ウォーズ エピソード1 ファントム・メナス ※再発売 FXBA-22733

旧作から待ちに待たされて待ちくたびれようやく公開されたのが1999年の「スター・ウォーズ エピソードⅠ ファントム・メナス」でした。待たされただけの内容はありました。時間の流れは映像(CG)を大幅に進歩させ、かつてからは考えられないスペースファンタジーの世界の映像化を可能にしました。

オビ=ワン・ケノービの師グワイ=ガン・ジンは渋く強い!(死んでしまいますが…)新たな敵ダース・モールはかっこ良くて、そして良く動く!(死んでしまいますが…)
懐かしのR2-D2C-3POヨーダは元気です。(彼らは年取らないから!)アナキンはとてもかわいらしく賢い少年でこの少年が本当にダース・ベイダーになるのかと疑問すら覚えます。

個人的にはレースのシーンの映像が良く出来ていて良いと思います。

評価(80点):

スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 ※再発売 FXBA-22545
スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃 ※再発売 FXBA-22545

エピソード1が良かったせいか「スター・ウォーズ エピソードII クローンの攻撃」にはがっかりしました。「帝国の逆襲」もいまいちだったし、2作目はダレるのか?
ジャンゴ・フェットは弱いし(アニメでは強いらしいけど!?)、ドゥークー伯爵は強いみたいだけど地味だし…。

個人的な見所はジェダイの騎士がたくさん出てくる所かな!?

評価(40点):

追記:メイス・ウィンドゥ(サミュエル・L.ジャクソン)を見ると「閉ざされた森」のウエスト軍曹を思い出す!
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「アレキサンダー」の話

2005年08月09日 15時11分02秒 | 洋画
日曜日に「アレキサンダー」のDVDを観ました。

アレキサンダー DZ-150
アレキサンダー DZ-150

あらすじ
20歳でマケドニアの王となりアジアへ東方遠征を行なったアレキサンダー大王。32歳で亡くなるまでの波乱に満ちた物語。


プラトーン」や「JFK」の巨匠オリバー・ストーン監督作品です。主演は「フォーン・ブース」のコリン・ファレル。その他の出演者に「トゥームレイダー」のアンジェリーナ・ジョリー、「9デイズ」「アトランティスのこころ」のアンソニー・ホプキンス、「ウィロー」「レッド・プラネット」のヴァル・キルマーなど。

この手のDVDは良く買います。「トロイ」や「キング・アーサー」も買いました。映画を楽しめて歴史も一緒に学べる、1粒で2度おいしい作品です。とか言いながら、この系統の映画は総じてつまらない事が多い。「アレキサンダー」も戦闘シーンとかは壮観ですが、ストーリーとしてはつまらない。
さらに収録時間(173分)が長いことったら…。これから観ようと思っている人は覚悟が必要です。(「ロード・オブ・ザ・リング」の時間「キング・アーサー」を観るくらいの覚悟が必要です!!)

観る前に考えていたのが、冒頭で老人が出てきて昔話を語り、最後また老人が締める。そんな話にだけはなってくれるなと思ったら、その通りだった。どうしてこの手の話はワンパターンなんだ!!

トロイ」のアキレスのようには超人的強さを持たず、「キング・アーサー」のアーサー王のようには仲間思いでもない。このアレキサンダーはキャラクターとしての魅力は薄いですね。(しかもホモです!)

評価(60点):

アレキサンダー プレミアム・エディション(初回生産分のみ限定仕様) DZ-149
アレキサンダー プレミアム・エディション(初回生産分のみ限定仕様) DZ-149

追記:「キングダム・オブ・ヘブン」が10月に発売予定なのですが、買おうか買うまいか悩んでいます!!
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「シービスケット」の話

2005年07月20日 17時10分26秒 | 洋画
先週、廉価版で出ていた「シービスケット」のDVDを購入。日曜日に観ました。



あらすじ
時は1930年代、大恐慌のアメリカ。愛する人を全て失った資産家ハワード(ジェフ・ブリッジス)、変わり者の調教師スミス(クリス・クーパー)、家族と離れ不遇な少年時代を過ごしたレッド(トビー・マグワイア)が体が小さい故に見捨てられた競走馬シービスケットと出会う。


地方競馬から颯爽と現れたオグリキャップや勝てない馬ハルウララ、日本競馬で人々に愛された競走馬達。はるか昔のアメリカにもアメリカ国民の夢を乗せて走った競走馬がいました。この作品はシービスケットと呼ばれたサラブレッドのお話です。

原作(ローラ・ヒレンブランド)の「シービスケット あるアメリカ競走馬の伝説」は436万部を超えるノンフィクション大ベストセラーです。

この映画を観ると少し前のアメリカ一般市民の暮らしぶりが分かります。大恐慌から人々が職を失い、家を失い、新たな地へと流れていく様や東部と西部の格差。このころお酒も禁止されていたんですね!

この物語は典型的なアメリカンドリームのお話です。一度は社会から弾かれたり、見捨てられたり、絶望したりした、人や馬が奇跡を起こします。東部史上最強の競争馬ウォーアドミラルに挑戦する、西部の競走馬シービスケットにアメリカ国民は自分達の夢を投影しているのでしょう。

ただ、感動を求めて購入したのですが、そこまでのものは得られませんでした。宣伝を見ると感動できそうだったのですが…。

評価(70点):

追記:ドラマ「スローダンス実は私に気があるとか?そんな訳ないじゃん!の視聴率が落ちてきています。やはりここはテコ入れとして「夢の蔵」のシーンで大塚愛ちゃんにトマト茶漬けを食べてもらってはどうでしょう!?う~ん、見たいなぁ!!!ブジデレビしゃ~ん!おでがびー!
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