Gezicht op Delft : デルフトの眺望
フェルメールが生涯暮らしたデルフトの街。
その街並みが
スヒー運河の対岸から描かれている。
小説『失われた時を求めて』に
この絵を登場させているプルースト曰く、
「世界でもっとも美しい絵画」
この場所を見てみたくて
この街や運河沿いをそぞろ歩きたくて、
夫と、ゆっくりと旅した。
"Life is not the things you do,
it's who you're doing them with."
って、ふと過ぎって、
歌だったか、セリフだったか、思い出せずにいる。
ミュージカルの歌かも。
オフ・ブロードウェイだったかも。
人生って、「なにをするか」じゃなくて
「誰とするか」でしょ。
うん、そうだねって思う。
そして悲しく、淋しくなってしまう。
お手上げデス。
非常事態宣言中に
気まぐれに
種を撒いてみた朝顔とひまわりが
ちゃーんと出てきて
咲いている。
植物は健気で美しく、いとをしい。
まだ明けきらぬ朝の、
ひまわり。
直まきしたらひょろひょろで
元気いっぱいな
ヒマワリらしいヒマワリにならなかった。
でもこの頼りなげなところが
気に入っています。
令和2年も、もう8月。
日本の古くからの風物詩たる
春のお花見も、
夏の花火大会もない年。
こんな年がくるだなんて、思いもしなかった。
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