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中国ドラマ「秀麗伝~美しき賢后と帝の紡ぐ愛~」第3話 あらすじ

2017年01月26日 17時13分07秒 | 秀麗伝(中)

落ちそうになった麗華(れいか)を引き上げたのは馬武(ばぶ)だった。馬武たち賊からも逃げたい麗華は武術を使うが、王常(おうじょう)から剣を向けられ抵抗できなくなる。


川辺で笛を吹いていた馮異(ふうい)は、溺れていた丁柔(ていじゅう)を助ける。意識を失った丁柔の首筋に“官”という字を見つける馮異。


捕まった麗華は馬武たちと歩いていた。その道端に昨晩の官婢たちが殺されているのを発見する。
無惨なたちの姿に驚く麗華。王常は「官婢が逃げ、官兵から死人も出れば残った官兵の責任になる。だから口を封じて俺たちの仕業にするのさ」と麗華に言う。これがお前の言う善行か?善行で何人救えた?と。


廃家。3日間、何も食べていない麗華は体力も限界にきていた。
賊の3人が麗華をどうするか話し合っている時、馬の嘶きが聞こえる。急いで火を消し、王常ともう1人が外へ向かう。
外には配下を連れた劉縯(りゅうえん)がいた。賊の2人は劉縯たちと戦い始め、外の騒ぎが聞こえた馬武も飛び出していく。

意識が朦朧とする中、歩き出す麗華。そこで立っていた劉秀(りゅうしゅう)を見るが、倒れてしまう。

劉秀は麗華をおんぶし、その場から助ける。おんぶされた麗華が「あなたは誰?」と聞く。「劉秀だ」と答える劉秀。麗華は「劉秀?文淑(ぶんしゅく)兄さんね」と言うと意識を失う。


捕らえた王常たちに「我らに従えば陰家に差し出さぬ」と言う劉縯。しかし王常は「賊となったのも横暴な豪族が田畑を独り占めするからだ。誰がお前らの犬になると?」と拒絶する。そこまで言うなら陰家に引き渡すと劉縯は言う。彼らも路頭に迷った末、暴挙に出ただけ、麗華は無事だったし解放してやろうと言う劉秀。劉縯は陰家が納得しないと言うが、劉秀は「だが兄上の配下に納めても納得はしない」と返す。劉縯は本気で解放したいなら義兄上を説得するように言うと行ってしまう。

劉縯との会話で、劉秀が太学の学生だった劉秀だと気付く馬武。馬武は名を告げ「長安で命を助けられた」と言う。すぐに麗華と鄧禹と一緒に馬武を助けたことを思いだす劉秀。その時、馬武は刺客として追われていた。
劉秀は「なぜ賊などに?」と馬武に聞く。馬武は故郷に戻り田畑を耕して生活するはずだったが、干ばつに襲われ母親が餓死し、兄貴(王常)がいなければ俺も野垂れ死にしていたと答える。

馬武は首謀者は自分だから、2人は見逃してやってくれと言う。俺を陰家へ差し出せと。劉秀は3人の縄を解き「せっかく生き延びたのだ、もう悪事に手を染めるな。去るがいい」と言う。「だが陰家には何と?」と言う王常。馬武も「陰家の娘が黙ってない」と言う。劉秀は「彼女に見覚えはないか?」と馬武に聞く。しばらく考えた馬武は「まさか?」と聞き返す。劉秀は「まさしく。貴殿を救った童だ」と言う。


知らない家で目覚めた麗華は、外にいた子供の劉章(りゅうしょう)と劉興(りゅうこう)から「父上は劉家の一番上さ」と聞く。麗華がどこにいるか聞くと「叔父上を捜してる」と指を指しながら答える劉章。


田にいた劉秀に「なぜ3人を解放した。もう兄の話は聞けんのか?」と怒る劉縯。劉秀は「従っただろう。義兄上も人質が無事ならいいと」と返す。陰家には3人は逃げたと義兄上が説明すると。
劉縯は血眼になるほど麗華に好意があるなら、3人を突き出して陰家に貸しを作ればいいと話す。しかし劉秀は「彼女が無事なら私は十分だ」と言う。
自分の右腕にもならず、嫁すらももらおうとしない劉縯に「もう知らん」と言うと、劉縯は行ってしまう。

しばらくして麗華が来る。少し離れた場所にいる劉秀に「劉燁の長兄殿ですか?」と聞く麗華。麗華に声をかけられ、驚いた劉秀は首を横に振る。麗華は「違うのなら、おとといの夜…」と言いかける。そこに馬車に乗った麗華の兄・陰識(いんしき)が。
陰識に頭だけを下げる劉秀。麗華は「助けてくれたお礼を長兄殿に伝えて」と劉秀に頼み、迎えに来た陰識の馬車に乗る。

少し馬車が走り出した所で、劉秀の「待ってくれ」と言う声が聞こえてくる。馬車を止めさせる麗華。
駆けてきた劉秀は、麗華に草でできた鳶を渡す。「麗華、また会おう」と言う劉秀。陰識はすぐにまた馬車を出してしまう。


麗華は馬車の中で助けてくれた長兄の名を陰識に尋ねる。陰識は「劉縯だ。字は伯昇(はくしょう)」と答える。「劉縯?なら劉秀は?」と麗華が言う。陰識は「先ほどの男だ。字は文淑」と返す。麗華は「劉文淑?」と言いながら草の鳶を見つめる。そして子供の頃、草の鳶をもらったことや、一緒に過ごした日々を思い出す麗華。
「文淑兄さん…」とつぶやいた麗華の目から涙が溢れ出し、止らなくなる。


陰家荘。麗華は一度だけ外出を許してほしいと陰識に頼む。文淑兄さんと話したらすぐに戻ると。陰識が何を話すのか聞くと「病のあと、昔の記憶はおぼろげだけど、文淑兄さんは太学にいたし…」と言う麗華。それをさえぎって「お前を知っているとは限らん」と陰識は言う。麗華は、あの後ろ姿に見覚えがある、と言うが、陰識は「彼は父上に頼まれ、幼いお前を家に送り届けただけだ」と話す。それでも麗華は「いいえ。昔、一緒にいた光景を思い出したの。彼は何か知っている」と言う。しかし陰識は会う事を許してくれない。


劉秀に聞きたいことがたくさんある麗華。もらった草の鳶を見ながら“私を覚えてくれていたのね。ずっと待っていたのよ”と思う。そこにずっと寝込んでいた鄧嬋(とうせん)が来る。
お別れに来たと言う鄧嬋。鄧嬋は宛の氏族・公孫家に嫁ぐ事を話す。悪人にさらわれれば純潔が汚されたと噂も立つ、私が望んだと。陰識を諦めようとしている鄧嬋を麗華は説得し、鄧嬋ももう一度、気持ちを陰識にぶつけようと決心する。


夜。鄧嬋は陰識と2人きりで会う。屋敷まで送ると言う陰識。鄧嬋は「戻れば嫁がされます」と返す。陰識は「公孫家は宛の名家で鄧家にふさわしい。正室として迎えられるのだ、厚遇されるだろう。息子を産めば、一生、栄華を誇れる」と言う。「正室の座なんてどうでもいい。愛する人と生きたいの。栄華だって必要ないわ」と言う鄧嬋。鄧騭は「君はよくても鄧家はどうなる?鄧家や鄧晨が面目を失ってもよいのか?」と話す。

「面目?男の人が考えるのは一族の面目だけ?」と鄧嬋は言う。「私や鄧晨は一族の主として重責を担っている。好き勝手に行動するわけにはいかぬのだ」と言う陰識。陰識が「戻ろう」と言って背を向け、鄧嬋は後ろから抱きつく。「私の心にいるのはあなただけ。他人に嫁ぐくらいなら死ぬわ」と泣きながら言う鄧嬋。嫁いでしまえば二度とあなたに会えなくなる、地獄のような苦しみだと。

陰識は自分にとって鄧嬋は単なる妹のような存在だと話す。「帰るぞ」と言う陰識の手を振り払った鄧嬋は、陰識が自分の贈った玉佩を着けていることに気付く。玉佩に触れながら「なぜ噓をつき通すの。あなたの心には、ずっと私がいる。そうでなければ私の玉佩を身に着けないわ」と言う鄧嬋。あなたと一緒にいたいと。鄧嬋の気持ちを受け入れたい陰識だったが、自分の気持ちを押し殺し「この玉佩は確かに美しい。だが、しょせんは妹からの品。君を誤解させたのなら…これは返すしかない」と玉佩を差し出す。

鄧嬋は陰識の持っていた玉佩を振り落とし行こうとする。陰識から呼び止められ「心配無用です、死んだりしませんから。ここで、お別れです」と言って立ち去る鄧嬋。陰識は玉佩を拾い、鄧嬋の行った先を見つめる。


鄧嬋が嫁ぐ日。自分が一番不幸な花嫁だと思う鄧嬋。鄧嬋のことを心配した麗華は、姉妹も同然の侍女・臙脂を私の代わりに従姉さんに仕えさせると言う。臙脂は麗華と離れたくなかったが「必要としているのは従姉さんよ」と決めてしまう。


鄧嬋が馬車に乗って行ってしまい、麗華は「なぜ引き留めてあげなかったの?」と陰識に言う。陰識は「彼女には最善の選択だ」と答える。「好きでもない人に嫁ぐのに?」と言う麗華。陰識は「妾になるほうが不孝だ」と返す。納得できない麗華は「兄上だって好きなのよね」と言う。「陰家の嫡子として責任があるのだ。鄧家との軋轢は望まぬし、鄧嬋に後悔させたくない」と言う陰識。

麗華は「後悔しない可能性もあるわ」と話すが「大切なのは己の道をどのように選ぶかだ。鄧禹は鍛錬の旅に出て、鄧嬋は嫁いだ。自分の選択でな。時には手放すこともある。お前も自分で道を選ぶ年頃だ」と言う。「大人になったら最初に学ぶのは諦めること?」と言う麗華。陰識は何も言わず歩き出す。「兄上」と呼び止めた麗華は「決めたわ」と言う。


ーつづくー


劉秀が草の鳶を麗華にあげることができてよかった(*´ー`*)
麗華も昔のことを思い出して…。

鄧嬋が嫁いでしまたよぉ(;△;)
仲のよい従姉上となかなか会えなくなるのは寂しいよね。
幼なじみの鄧禹もいないし。
でも…臙脂は可哀想だったかもヾ(・ω・`;)ノ
麗華と離れたくなかったのに。

丁柔を助けたのは馮異だった!!
班淑では鄧将軍…でも鄧将軍とはまったく役の雰囲気が違うと聞いていたので、登場が楽しみだったの。
今回は少しだけだったけど、これから楽しみ。
そして丁柔のことも気になる。



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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
見てます (浜浜)
2017-01-28 19:03:59
いい回でしたね。
ラブストーリーの雰囲気が良い感じでした。
美しき悲しい花嫁 (time)
2017-01-29 20:22:53
今回はいろいろなところで、
挿入歌の「一生所写」が流れていました。

陰識は結局最後まで良かれと思うことを押し通しましたね。
伝え方が突き放すのでなく、
かなえられないけれど、鄧嬋に正直な自分の気持ちを、と
伝えてほしかったですね。。。

落ち着いた黒と赤の花嫁衣装は本当に素敵で
とっても似合っているのに悲しい別れになってしまいました。。。

浜浜さんも書かれていますけれど、いい回でしたよね。

あとは、姐姐が書かれているように
お楽しみの馮異も出てきました。
こちらも丁柔ととってもいい感じですよね。
これからどうなるのか楽しみです!
浜浜さんへ (うさ)
2017-01-30 19:13:11
初めまして。
この回、本当にいい回でしたよね。
切なかったけど、浜浜さんが書いてくれたように
雰囲気がとてもよくて。

コメント有り難うございました(*´ー`*)
time妹妹 (うさ)
2017-01-30 19:23:19
さすが妹妹。
挿入歌の「一生所写」もばっちり気にされていて(*´ー`*人)

陰識は頑固すぎて、ここまで鄧嬋に言われているのに!!と
思いましたが、やはり自分の責任もあって、流されません
でしたね(;-;)

馮異が出てきました!!
思ったより早くて嬉しかったです(*´艸`*)
いい回ですね (ねこ)
2017-02-14 21:35:51
皆さんが仰る通り、いい回でした。
鄧嬋にとっては、川に落ちた時のお姫様抱っこといい、玉佩といい、本当は好きでいてくれたはずなのにどうして?と思ったことでしょう。
頑固すぎるかもしれませんが、自分の気持ちより立場・責任・相手のことを考えてのあの言動、中々できませんよね。陰識は大人の男ですね。
自分が鄧嬋だったら辛すぎですが、こんな陰識に余計にぐっときました♡

やっと3話 (くるみ)
2017-02-21 18:13:33
ねこさんがおっしゃるように、陰識って大人ですね。
責任感が強くて、情に流されない・・
鄧嬋には辛すぎましたけど、あれくらい冷たくしないと諦めさせることはできないから?
でも私はもっと優しい人がいいわ~(て誰も聞いてないw)
鄧嬋はもちろん浮かない表情でしたけど、花嫁姿はとても綺麗で、黒が効いた衣裳が素敵でしたね。

麗華が自分の侍女を鄧嬋に仕えさせると言ったのにはビックリでした。
侍女は主人を選べないとはいっても、突然すぎで、麗華も言葉足らずだったし、、、侍女はショックだったんじゃないかな。
主人に捨てられたような気分??
陰識の件も麗華の件も、この時代の考え方などが垣間見えるような気がしました。

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