僕らはふたたび恋をする 第19話

【出演】
レン・ジアカイ　役…ピーター・ホー
ジョン・シャオシャン　役…チャン・チュンニン
ワン・クージエ　役…シュウ・ジェカイ
タン・ミンシン　役…セレナ・ファン
ドォドォ　役…ダン・ユンティン
ヤン・ケリー　役…ペギー・ツァオ


ティエンシンが証人になってくれると言うケリー。「君のずる賢さが嫌なんだ」とジアカイは言う。君はドラマをうまく作れる、でも人生まで作れると思うなと。
ジアカイは父親から言われる前に、ケリーが子を堕ろしていたことを知っていた。そしてあの日から1人で秘密を抱え、苦しんでいる妹を見るのもつらかった。それでも黙っていたのは「君を一生守る約束だから」だと言う。

ケリーにとって俺の愛より嘘の世界に酔うことが大事だと気付いたと言うジアカイ。涙を流し何も言えなくなったケリーを残し、ジアカイは車に乗って行ってしまう。


ケリーは自分の育った養護施設へ行く。教会でひざまずきケリーは涙を流す。ふとピアノに目をやると、子供の頃の出来事がよみがえってくる。ケリーが養女に行くと知り、同じ養護施設にいた女の子がわざとピアノの鍵盤のふたを閉め、自分の指を挟みケリーのせいにしてしまう。そこに養父母になるはずだった2人が来て、その子の話しを信じてしまい、ケリーの代わりにその子が養女に。「上手に演技して同情してもらえれば愛されると思った。幸せになれると思った」と言うケリー。

ピアノの前に座り、ケリーが泣いているとシスターが来る。「だますことに成功したのに、本当に愛している人は私から離れていった。神は私を許してくれるかしら?」と言うケリー。"謙虚になって許しを求めなさい"と聖書に記されている「どうするべきか知ってるのはあなただけよ」とシスターは返す。


ジアカイに会いに来たチャオは、自分が間違っていたと謝る。
チャオはクージエの件で病院に行った時、院長室から出て来たシャオシャンを見かけていた。罪滅ぼしがしたくて病院へシャオシャンの事を聞きに行ったチォオ。別れた本当の理由は健康上の問題かもしれないと話す。議員夫人による拉致事件で、シャオシャンは腹部を刺された「それでシャオシャンは…子宮が傷ついてしまい、一生、子供を産めない体になった」と。驚くジアカイ。


シャオシャンとジアカイの新婚旅行用に買っておいた旅行券を兄夫婦はシャオシャンに渡す。返金も出来ないため、シャオシャンとクージエは2人で旅行に行くことに。出発前、ジアカイから電話がかかってくるが、シャオシャンは電源をオフにし、出ない。


ジアカイはシャオシャンの家に向かいながら自分に腹を立てていた。"なぜあんな仕打ちを?人の幸せを第一に考えるシャオシャンだぞ。愛する人にあんな残忍なまねをして"と。
ジアカイの車と、シャオシャンたちの乗ったタクシーがすれ違うが、どちらも気付かない。

一晩中、ジアカイはシャオシャンの家の前で待ったが、シャオシャンは帰って来なかった。電話をかけても、やはりシャオシャンは出ない。

ジアカイがドォドォの幼稚園に行くと、迎えにきていたのは義姉だった。シャオシャンの体について、家族も知らなかったことが分かるジアカイ。事情を知った義姉はシャオシャンはクージエと旅行中だと話す。

行き先を聞き、車で向かったジアカイ。しかしシャオシャンはなかなか見つからない。

シャオシャンはクージエと一緒にいても元気がない。クージエがシャオシャンのために綿あめを買うと、それを見たシャオシャンはジアカイと一緒に作った綿あめを思い出す。「つらい思いをさせたから、これからは甘い毎日を過ごそう」とシャオシャンにクージエは一口食べさせる。シャオシャンは涙が溢れ出し「なぜ私は甘さを感じないの?私の人生は、この先も甘さがわからないまま?すごく苦い味」と言う。「2人で頑張って、一番楽しかった頃の関係に戻そう」と言うクージエ。


クージエがトイレに行っている間、青い鳥の凧が揚がっているを見つけるシャオシャン。疲れたら、青い鳥と一緒に雲の上で休め、無理せず"よく頑張った"と自分に言えというジアカイの言葉をシャオシャンは思い返す。
その頃、ジアカイも青い鳥の凧を見つけていた。"幸せの使いならシャオシャンを見つけてくれ"とジアカイは思う。

凧が落ちてしまい、シャオシャンは駆け出す。そんなシャオシャンを見つけ、名前を呼びながらジアカイは追いかける。

山の中へ入り凧を探すシャオシャンをジアカイがようやく見つける。「シャオシャン」と呼ぶと振り返るシャオシャン。「ジアカイ」と言ったシャオシャンはバランスを崩し、崖から滑り落ちそうに。急いでシャオシャンの手をつかみ「すべてを知った。もう放さない」と言ったジアカイだったが、シャオシャンは崖から転げ堕ちてしまう。

意識のないシャオシャンを背負い運ぶジアカイ。そんな2人に気付いたクージエは、自分が病院に運ぶと言うが、ジアカイはシャオシャンを車に乗せると「真相が分かった以上、別れない」と言う。


ジアカイの車の中で、シャオシャンは父親の夢を見ていた。「思い切ってもう1度、青い鳥の背に乗ってごらん。幸せがお前を待ってる」と言う父。「父さん」と言いながらシャオシャンは意識を取り戻す。心配して話かけてくるジアカイ。何も答えずシャオシャンはジアカイを見つめる。

「君に一生治らない障害があるのは知ってる。もしも思いやりのつもりなら、それは大間違いだ。俺はそんなに信用がない人間なのか」と言うジアカイ。シャオシャンは「あなたとやり直すわ」と言う。ジアカイとやり直したいと。

車を止め、外に出たジアカイは声をあげて喜ぶ。車から降りたシャオシャンを抱きしめ「奴の所に戻るな。絶対に行かせない」と言うジアカイ。
ジアカイはシャオシャンを助けた時、体を痛めていた。「君はトラブルメーカーだ。追う身の俺は骨が砕けそうだ。頼むから逃げないでくれ」とジアカイは言う。

「負ってばかりで疲れるんじゃない?」とシャオシャンが言うと「俺が疲れるのは君が俺を信じないからだ」と返すジアカイ。何でも話してくれれば疲れないと。シャオシャンが「でも私は…あなたの子供を産めない。よく考えて決めて」と言うと、俺のことまで気遣うからややこしくなるとジアカイは言う。

「俺の気持ちがまだ分からないのか?俺は君が…」と言いかけて激しく痛みだしたフリをするジアカイ。痛み止めが欲しい「くれ」と頬を指差す。急いで頬にキスをするシャオシャン。今度は唇を指差さされ、シャオシャンはそこにキスをする。「ずっとあなたを思ってた」とシャオシャンは涙を流す。ふたりは再びキスをし、タクシー乗ったクージエがそれを見つめる。


ーつづくー


ケリーがジアカイ父に言われる前に中絶していたなんてビックリ!!
初めは何て人なのって思ったけど、施設で子供時代のお話を聞くとちょっと可哀想かも…。
でも、あの養父母の元へはいかなくて良かったかな。

痛み止めが欲しいって言ったジアカイが可愛かったです(*´ー｀*人)
2人がまた仲良くなってくれて嬉しい。
ただ、クージエはちょっと可哀想だったな…。

チャオは辞表だ出したみたいだけど、真相が分かったのも、元に戻れたのもチャオのおかげでもあるから許してあげてほしい。

最後に2人を見つめていたクージエは少し頬笑んでいたと思う。シャオシャンが幸せなら、それでいいと思ったのかな。



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