台ドラ+韓ドラで探せ!

台湾ドラマや中国ドラマ、韓国ドラマ、海外ドラマのあらすじなどが中心です。

中国時代劇「項羽と劉邦 King's War」第78話 あらすじ

2014年09月25日 19時38分37秒 | 項羽と劉邦 King's War(中)

漢軍は韓信が総指揮をとり、垓下に陣を築いた項羽と戦う。

夜になり、激しい戦から戻った項羽を虞姫が出迎える。涙を流し、項羽に抱きつく虞姫。そんな虞姫を強く抱き締め項羽も涙を流す。


負傷した兵たちの治療を鐘離昧がしていると、兵に飛んで来た矢が刺さる。急いで剣を持ち、外へ出る項羽と鐘離昧。外には奇襲をかけてきた漢軍の兵が。「奴らを生かして帰すな」と仲間たちに向かい声を上げる項羽。


夜が明けて虞姫は負傷した兵たちの手当てをする。
漢軍の奇襲は撃退したが、兵と食糧を失い楚軍の被害は大きかった。項羽は兵たちに向かい、漢王・劉邦は信義に背き、卑劣な手段で一時の勝利を得た。だが非道な者はいつか必ず滅ぶ、私はここで誓う、私がいる限り漢軍の好きにはさせん、皆殺しにしてやる、と告げる。一丸となって「やるぞー!」と連呼する兵たち。


夜。太鼓を叩き、兵たちに襲撃するような声だけを張り上げさせる韓信。その意図が灌嬰には分からない。
韓信は明日の朝を待って、左翼と右翼の陽動作戦をすると灌嬰に話す。項羽が左翼を責めれば左翼は引き右翼が責める、項羽が右翼に向かえば右翼は引いて左翼が責め翻弄させると。


虞姫は項羽に「これを食べて」と器を差し出す。ほとんど具のない汁だけの食事に驚く項羽。すまない、と謝った項羽は、器を虞姫に渡し「食べるがよい」と言う。そして外を見て来ると言い、項羽は席を立つ。

項羽が幕営の外に出ると、漢兵たちの叫び声が聞こえてくる。側にいた兵が泣いているのに気づいた項羽が理由を聞くと「私は王様を思って泣いているのです」と兵は言う。項羽はそんな必要はない、これが天意なら泣いても意味はない、男らしく泣くなと叱る。そこに漢王の使者が来たという報告が。項羽は「斬れ」とだけ言う。


大声を上げている漢軍たちを見ながら、漢軍の兵たちが私を囲んで攻撃し、私を殺すという光景を夢で何度も見たと項羽は虞姫に話す。虞姫は項羽の手を握り、項羽は虞姫の肩を抱く。楚を復興すると立ち上がってからこれまでのことを思い返す項羽。幾度も戦い、大切な人たちもたくさん亡くなっていった。項羽は強く虞姫の手を握る。


幕舎の中で琴を持ちながら、初めて琴を弾くのを見た時、お前は美しかった、琴の音色は私の心を癒してくれた、できることなら生涯聴いていたいと項羽は虞姫に言う。「あなたが望むなら、ずっと弾き続けるわ」と言う虞姫。そこに項羽が呼んでいた虞子期が来る。項羽は琴を虞姫に渡し、先に休むように言う。

項羽は部隊を率いて食糧を全部持ち、北東へ向かうよう虞子期に告げる。何が起ころうと戻るなと。そして「虞姫のことを頼む」と言う項羽。虞子期が驚いていると「いいえ。嫌です」と言いながら虞姫が戻ってくる。「行くんだ。ここにいてはいけない。生き残るんだ」と項羽は話す。しかし虞姫は1人では生きていけないと言う。それでも、お前が死ぬのを見たくない、それは私自身の死よりつらいことだと項羽は説得しようとする。

これが最後なら、あなたの胸で死にたい、今晩が最後なら側にいさせて、と涙を流す虞姫。項羽は抱きついてきた虞姫を強く抱き締めるが「すまない」と言うと、虞姫の首のあたりを叩き意識を失わせてしまう。

項羽は虞姫を連れ、包囲を突破しろと虞子期に言う。項羽と戦いたい虞子期は、任務は別の者にと断わろうとするが、項羽はお前は無二の親友、お前だけが私の最愛の人を守れる、今唯一の望みは虞姫がこの先、生き伸びることだと項羽に言われ、涙を流しながら「分かりました」と言う虞子期。必ず使命を果たすと。
意識のない虞姫に向かい「来世があるのなら必ず捜し出す」と項羽は言う。


包囲を突破し、軍営を離れることができた虞子期。休んでいると虞姫が意識を取り戻す。項羽が自分たちのためにおとりになったと知った虞姫は、虞子期の隙をつき、馬に乗って行ってしまう。急いで追いかけようとした虞子期だったが、漢軍が襲ってきたためどうすることもできない。


血まみれで疲れ切った項羽の元に虞姫が帰ってくる。「なぜ1人でここにいるの?私を捨てて。言ったでしょう、これからは私たちは毎日夕日を見て一緒に老いると。あなたの言葉は全部覚えているわ。私の言葉はどう?」と言う虞姫。生きるのも死ぬのもあなたと一緒よ、と言う虞姫を項羽は抱き締め「必ず平穏な暮らしをさせてやる」と言う。その時、遅れて虞子期も戻ってくる。

韓信の兵が接近し包囲網が狭まったという報告に、王の旗を掲げるよう項羽は命じる。それを聞き「私が代わりに旗を」と言う虞子期。おとりには私がなると。そして虞姫に「王様を頼む」と言う。

虞子期は何年も前に"私は使える男だ。きっと力になれるはずだ"と言ったことを覚えているか項羽に聞く。項羽と虞子期は笑い合い、その笑いに涙が加わりながら「そうだったな」と項羽は言う。


「楚の軍営から2部隊が別方向に」という報告を受ける韓信。王の旗は北へ向かい、もう1部隊は
淮河に向かっていると。「淮河を渡れば烏江、烏江の南江東だ」とつぶやいた韓信は、兵を率いて淮河へ行き、行く手を阻むよう曹参に命じる。


ーつづくー


戦のシーンは迫力があったけど、私にはちょっと長かったかなぁ?( ̄▽ ̄;)
でも戦のシーンも、そうじゃないシーンも見応えのある回でした。

今日の楚軍はエンディングの歌へ繋がる感じで、本当に切なくて苦しくて。
漢軍が憎らしく思えてしまうくらい(;△;)
項羽と虞姫のやりとりもみんな素敵でした。


ここにきて(あと残りも少ないのに)劉邦が少しも出なかったのが意外だったかも?



↓ポチッと押していただけると嬉しいな。
 よろしくお願いします
にほんブログ村 テレビブログ アジアドラマ(韓国以外)へ
にほんブログ村 

 人気ブログランキングへ



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
涙、涙です、、、 (Berry)
2014-09-26 15:17:07
戦いのシーンがながいですが、本当に頑張れ!項羽軍の兵士たちってみてました、、
項羽の兵士たちが勝ち、攻撃したりの場面が多くて力入りましたよ。なかなか、戦い場面はドラマでみれないので貴重です。
撮影大変だったでしょうね。すごい迫力です。

逃げたり、裏切った人たちはこれまでたくさんいたけれど、、最後まで項羽に尽くそうという兵士たち、、子供も一緒にたたかわせたいって、、涙です。

英布や、ほうえつや、斉の田氏も、反項羽軍に、、裏切り者ばかりなので、、。

虞姫がお汁のようなお粥を、美味しいわよ、って、項羽にすすめるしーはいじらしかったです。あと、お兄さんからお馬でにげるのも、。必死なのね。こんな相思相愛なのに、、状況がどんどん悪くなっていきます。

韓信!こんな時に動かなくてよいに、お肉を食べてるのね、。

明日、見るのがつらいです
いよいよ (naa)
2014-09-26 17:39:31
最終決戦って感じの戦闘シーンでしたね!
見応えもあるけど長く見たくないシーンかも(TT)

愛する人の命は救いたい項羽と最後まで一緒にいたい虞姫、どちらの思いも分かって切ないです…
戻ってきた虞姫は項羽と一緒にいられるのかな?
虞子期とはこのまま…?

あと2話ですね…
見たいような見たくないような…です

コメントを投稿